今朝の天気予報では、「今夜から明日にかけての雨は、
『催花雨(さいかう)』となりそうです」と言っていました。
催花雨とは、「春、早く咲けと花をせきたてるように降る雨」
を言い、元々は菜の花の盛りの頃に
シトシトと降る雨のことと指していたそうですが、
今では、菜の花だけでなく、桜など、この季節に咲く花の
開花を促す雨として、使われるようになっているようです。
こんな時に降る雨を『春雨』とも言います。
「月様、雨が…」
「春雨じゃ、濡れてまいろう」
で、春雨の方が知られた表現かもしれません。
また、先週から1週間程、毎日雨が降っていましたが、
こんな時には、菜種梅雨という言葉もあります。
日本は世界でも有数の多雨地帯に属していますので
雨の表現が豊かで繊細です。
意味を知り、使いこなせるようになりたいものです。
さて、明日から3連休、桜の開花予想も出ています。
楽しい連休になりますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。