今日で東日本大震災が起こったあの日から4年。
未だ傷は癒えることなく、悲しみは静かに寄せては返し、
全ては変わってしまいましたが、ひとの暮らしは続いています。
今日も自分にできることをただ続けて行く、
それしかできないことを改めて思い知るのです。
先日、見学へ行って来ました『Fujisawa SST』では
震災以降の街づくりとして、防災設備がいろいろと
設けられていましたので、そのことについてご紹介いたします。
上の写真は太陽光パネルを屋根の上に配した
ソーラーパーゴラです。災害時には多目的な支援活動拠点となる
防災テントの役割を持ち、非常用電源の利用が可能です。
ソーラーパーゴラのすぐ脇には、写真のような蓋が見えます。
アップにしてみますと、そうです。災害用トイレです。
他にもこちらのベンチは、かまどベンチと言い、
災害時には座面の下に内蔵されているかまどを取外し
炭置きのグリルをセットして炊き出しができます。
こちらのコミッティセンターには周辺地域に貢献する
防災拠点として、屋上は津波の最大高さを確保し、
津波避難所として、様々な防災備品を蓄えているそうです。
新しい街だからできることに一歩踏み出した試みは
とても素晴らしいことだと思いました。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。