今日は、今月の初めに行われました耐力壁ジャパンカップ
準決勝一つ目の対戦についてご紹介いたします。
写真左側、東日本パワーファスニング with KAMACHI
『 螺旋力Ⅱ』
VS
写真右側、東京工業大学 坂田研究室 虎威志隊
『 万里の壁 』
この対戦は、足元を自社製自慢のビスで固めた壁に対して、
金物を使用していない壁が挑みます。
結果、やはり足元を金物で固めた耐力に勝る 『 螺旋力Ⅱ』が
勝利を納めました。
ここで戦いを終えた『万里の壁』は合わせ柱を利用し、
斜めに配した貫に筋違い効果を持たせることで、
耐力を高めています。
その分、足元は厳しく、土台が大きく損傷し、
それが敗因になりました。
でも、『万里の壁』は総合で3位に食い込む健闘を見せました。
さらに、加工・施工部門の部門賞もとっています。
加工・施工部門とは、
加工費(使用する部品数や加工に係る手間など)と、
施工費(会場で組立にかかる大工の人工)が
一番低い壁に与えられます。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。