昨日の『オルセー美術館展』に引き続き、
国立新美術館では、もう一つ観たかった展覧会、
『魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展』も観て来ました。
『バレエ・リュス』とは、フランス語で「ロシア・バレエ団」を意味し、
このバレエ団は、20世紀初頭にパリで結成され、
伝説のダンサー、ワツラフ・ニジンスキーや
ニューヨーク・シティ・バレエ団の母体をつくった
振付師のジョージ・バランシン、
作曲家のイーゴリ・ストラヴィンスキーなどを輩出し、
後には、ピカソやマティス、ローランサン、シャネルなどなど
当時パリで活躍していた若手アーティストまで取り込み、
総合芸術としての革新と興奮をもたらしそうです。
今回の展示は、バレエ・リュスのコスチューム・コレクション
32演目、約140点を中心に、デザイン画や資料と
当時の作品をパリ・オペラ座が再演した映像などもありました。
コスチュームは、どれも重そうで、
これでよくバランスがとれたものだなぁ思いながら観ていました。
個人的には、コスチューム以上にデザイン画が
どれも非常に見応えがあり、興味深かったです。
美術館の空調が効きすぎていて寒かったために、
ふたつ目の展覧会は、ちょっと駆け足で観ることになりました。
夏場の美術館は、暖かい恰好で出かけないといけないです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。