いいお天気だった先週末、今月29日まで行われてる
『アール・ヌーボーとアール・デコ』展
を横須賀美術館へ観に行って来ました。
19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパで生まれた
デザイン様式『アール・ヌーボーとアール・デコ』
アール・ヌーボーの源泉の一つは、
日本の工芸だとも言われているそうで、今回は、
逆輸入のような形で日本に入ってきたアール・ヌーボーの
影響を受けた日本の工芸作品も多く展示されていました。
今年5月には、三菱一号館美術館で
『ザ・ビューティフル 英国唯美主義 1860-1900』展を
観ていましたので、(⇒その時のことはこちらです。)
続きで、今回の展示を観ることでデザインの変遷を
確認することができ、頭が整理されたような気がします。
横須賀美術館の周囲を通っている道沿いには、
たくさんのアジサイが咲いていて、ちょうど見ごろでした。
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唯美主義は19世紀半ばの英国で堅苦しい約束事から解き放たれ、
視覚的・触覚的な喜びを重視しようと
若手芸術家の間で沸き起こったもので、
日用品のデザインや一般家庭の室内をも美しく刷新しました。