今日も昨日に引き続き、この夏に完成しました
『大黒柱のある家』の客間兼書斎の和室をご紹介いたします。
この家の名称にもなっておりますところの大黒柱は、
和室入口右側、2階建て部分の中心を貫いています。
材は、とても美しい6寸角のヒノキ材です。
そして、和室を客間兼書斎としましたのは、
単独の客間の場合、使わない部屋と化してしまう心配もあり、
空間を有効利用していただけますよう、
LDKからのつながり空間とし、造り付けの本棚を設け、
日常的に利用出来るようにしたかったことによります。
また、壁一面の本棚は、クライアントのお父様が
建て替え以前のご自身で建築された思い出深い建物から
大切に解体してくださったラワン材(その時のことはこちらへ)
を棚板に利用し、方立をスギ材で造りました。
空間に馴染み、良いアクセントとなりました。
さらに、和室の奥には、1坪の書斎スペースがあり、
こちらの本棚もラワン材を利用して造りました。
こちらは強くご要望のありました沢山のアルバムを収納できる
床下空間を利用したアルバム収納庫です。
次回は性能のご紹介をしたいと思っております。
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