今日の午後は、今月15日から始まりました
改修工事の現場へと行って参りました。
ご依頼をいただきました内容は、
一戸建ての木造在来住宅の2階部分に
子世帯が同居できるように、改修をしたいとのことでした。
ただし、2階の床が傾いているみたいなので、
合わせて直して欲しいと言うことでした。
実際、状況を確認しましたところ、2階の一番高いところと
一番低いところでは、3センチ以上も床の高さに違いがありまして、
歩いていても気づく位の相当な不陸が起こっていました。
クライアントさんから図面をいただき補強計画をして、
工事には臨みましたが、30年近く前に建てた建物ですので、
残念ながら、なかなか図面通りには出来上がってはいません。
そこで、床や天井を解体した時点で、現状の確認をして、
現況図面を起こして、再度補強計画を立て直しました。
現場へ行った目的は、計画内容を大工さんに伝えるためでした。
計画の意図を説明し、補強方法を話した時点で、
「どうやって工事をすればいいの・・・」
と途方に暮れられてしまいました。
相当難しい状況で仕事をしていただくことは重々理解できます。
いろいろと打開策を相談しながら、何とか受け入れて頂きました。
ご苦労をおかけしますが、よろしくお願い致します。