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■ 第32号 ■

■□・・―――――――――――――――2010年10月13日

木の家を知る・建てる・暮らす

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□こんな感じに過ごしてます・・・

こんにちは 田村です。

連休中 何処に行こうかと考えていた時に 葉山から車で20分ほどの所にある 佐島漁港近くの山の中で「ピースニック」という野外音楽フェスティバルが開かれると教えてもらいましたので 日曜日に遊びに行ってきました。

その日はあいにくの曇り空 前日土曜日には雨も降っていましたので 野外フェスには定番の長靴スタイルで出かけました。(たいていの会場は 地面が野原なので、雨が降るとドロドロになっていることが多いのです。)

(車もOKということでしたので車で向かい)臨時の駐車場に着くと 係のお兄さんが会場までの道を案内してくれたのですが思いのほか距離があって 長靴で歩くのは結構きついな・・とちょっと後悔。

地図を渡され出発しましたが 住宅街を抜けて山の奥へ向かう道(出かけた時間も中途半端だったこともあり)それらしい人影も見つけられなくて「こっちでいいのかな??」と 迷い間違えたりしながらも20~30分ほど歩いていると 向かう先のほうから きっとこれだ!と思うような音楽が聞こえてきました。

なんとか到着すると 驚くことに先ほど人影もなかったとは思えないほどの沢山のお客さんと 広い空間が現れました。

ピースニック 2010
その場所は 「SHOKU-YABO 農園」という農家さんの土地で野菜などが植えられている畑を取り囲むように フードブースやショップブースが並んでいて 少し小高い丘にステージが設けられていました。

ステージから流れてくる緩やかな音楽に合わせて体を動かす人たちや 地元鎌倉逗子・葉山・三浦のCAFEなどのケータリングを味わう人たちなど 思い思いにフェスを楽しんでいました。

私もそうしてゆっくりしたいところだったのですが・・・会場に入るにはチケットが無くてはいけないということを知らないで来てしまっていたので 受付のお姉さんの好意で 少しの時間だけみせてもらう約束で入場したため さぁーっと一回りして会場を出ることにしました。

帰るころには曇り空も一転 晴れ間が出たなぁと思ったら一気に気温が上昇 夏がまた来たような陽気になってしまいました。

ぬかるみの多かった会場では絶好調の長靴が 帰りの道のりでは歩きづらいは「あの人まだ長靴履いてるわよ」と思われるんじゃないかという恥ずかしさで履き変えたくてしょうがなくなり 葉山にある「げんべい」さんというお店でビーチサンダルを買って履きかえる事にしました。

この「げんべい」さん 事務所近くにあって葉山ではあまりにも有名な日曜雑貨店さんです。
なぜかと言うと 夏はもちろん一年中ビーチサンダルを売っているという面白いお店なのです。
(そのことで今では葉山だけでなく全国的に有名なお店になっています。)
ちなみに葉山では 真冬意外はビーサンで過ごしているという人が結構いたりしてなかなか需要と供給のバランスがいいようです。

そうして 履き換えも済んだその後は快適に歩くことができました。

そうそう17日の日曜日に 葉山の湘南国際村でも野外音楽フェスティバルがあるそうなので観に行かれる方は 長靴とビーサンを持参して楽しんではいかがでしょうか。

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こんにちは、設計の田中です。

今週の月曜日に、木造耐力壁ジャパンカップを見に埼玉のものづくり大学へ行って来ました。
木造住宅は、地震や強風からくる揺れに対して、抵抗するための耐力壁をバランス良く計画しなくてはなりません。
今日は、その木造住宅に欠かせない耐力壁の為の大会「木造耐力壁ジャパンカップ」について紹介したいと思います。

大会は、NPO法人・木の建築フォラムと木造耐力壁ジャパンカップ実行委員会の主催で年に一回開催されています。
ルールは実物大の耐力壁を時間内に組み立て、トーナメント方式で耐力壁同士を片方が破壊するまで引っ張り合わせて勝ち抜き戦を行い、最後に耐力壁を解体してリサイクル用に分別するまでの時間も競います
(大会の様子は久保のブログで御覧いただけます。)

この大会、僕が特に面白いと感じるのは、単純に引っ張り合いに強い壁を造れば総合優勝できる大会では無いという点と、勝負毎に耐力壁を観察して、破壊されるにいたったメカニズムを検証できる点です。

引っ張り合いに強い壁を造るには、加工施工性やコスト面がマイナスポイントになりやすく、また、解体分別までにも時間を要します。
いかに、組み立てやすく、少ない材料で耐力壁を造り、解体リサイクルもしやすくするかが総合優勝のポイントなのです。

また、今大会は工務店から大学の研究室まで16のチームが参加していました。それは、いわば16個の耐力壁の破壊実験でもあります。
粘り強い天然木材の良い点や弱点となりやすい部分の補強方法を目の当たりに出来て、他では知ることの出来ない貴重な教材となります。

この大会、面白すぎて、来年が楽しみです。

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方
松匠創美の「丈夫な構造
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□家づくりのことば・・

私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う建築用語が たくさんあります。
なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。

〇人工大理石・人造大理石

お昼ごはんを所内で食べながら「キッチンのカウンター(天板)を決める時に 松匠創美ではステンレスをおススメしているけれど ステンレス以外では大理石があるよね。」という話がでました。

「その大理石には 人工って言うのと 人造って言うのがあるんだけれど田村さん その違い知ってる??」と聞かれました。

大理石に似せて作ったモノがあることは 知っていましたが・・それが人工大理石なのか・・人造大理石なのか??というか 人工と人造なんて2つも名称があるなんてどういうことなんですか と思わずお弁当の栗おこわを口からこぼしそうになるほど 混乱してしまいました。

伝票入力している時のことを思い起こし 頭の中の引き出しを引っ張り出してみると確かに 人工や人造って書いてあったりしたりして・・。
でもその時は メーカーさん独自の書き方なんだとばかり(またまた)思っていたのです・・。

もし・・建築用語知識試験なんていうものがあったら 私は間違いなくこういうひっかけのような言葉にだまされてしまうに違いありません・・おそるべし。

その後 よくよく話を聞いてみると 人工大理石は「人大(ジンダイ)」と言われているそうですが 人造大理石のほうは「テラゾー」と呼ぶことが一般的なんだそうです。

安心しました(笑)

〇人工大理石=大理石に似せたアクリル樹脂やポリエステル樹脂で作られた素材のこと。
〇人造大理石=大理石を砕いたかけらや粉を、セメントや樹脂などの接着剤で固めた加工石のこと。

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

出会い・つながる・木の住まい
有限会社 松匠創美
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▲身近な写真と共にブログ更新中

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