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こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉を中心に無垢の木で注文住宅を建てている工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
先日まで12月とは思えないほど雨が降っていたかと思うと、急に寒くなってきました。昨年の12月と言えば、松匠創美で建てた家の「緑豊かな古都の家」の外壁材、焼杉を自分たちで焼きました。そしてまた新たに焼杉の家を着工する事になりました。という事で、今日は「焼杉材」について書いてみたいと思います。
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こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉を中心に無垢の木で注文住宅を建てている工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日は、松匠創美の建てた家で、「緑ゆたかな古都の家」をご紹介します。
松匠創美では、初のチャレンジとなった焼杉の家のご紹介です。とんとん拍子にお話しが進んだり、敷地で困ったことがあったり、完成まで色々な事がありました。
(※申し訳ございません。こちらはメールマガジンの記事になります。WEB検索からお越しの方は、お手数ですが、こちらからご覧いただけますと幸いです。)

クライアントからご連絡頂いたのは2年程前です。
造成中の土地をご購入され、「土地の引き渡しを待っている段階でもご相談可能ですか」というお問合せを頂き、一緒に家づくりをする事になりました。お打ち合わせの際、毎回、葉山まで徒歩で2時間半かけてお越しになるほど、エネルギーに極力頼らず、健康的な生活をされている方でした。

敷地は、閑静な谷間に造成中の区画です。東北西の小高い山に囲まれ、山の向こう側にはそれぞれ寺院もあり、歴史を感じる緑豊かな場所でした。

クライアントのご希望は、国産無垢材の使用と瓦屋根、内部は左官仕上げの平屋建て古都の家です。

計画地は、南を除く3面が道路に面し、南面は隣地が一段下がっているので、冬でも採光が期待できる環境です。また、西側も南側隣地と同じ一段下がって駐車場用スペースになっています。

ご希望に添えるよう、よくよく平屋を検討させて頂きましたが、敷地に段差があることや風致地区の規制により道路から1.5M以内は建物の計画が不可という条件が重なり、ひと部屋だけ2階に計画させて頂き、道路から見ると平屋に見えるよう工夫しました。また、古都の家というご希望に沿う外観をと外壁に焼杉(杉板の表面を黒く炭状になるまで焼いた材)を貼るご提案をさせて頂きました。

計画が順調に進む一方で、造成工事は遅々として進まず、延期につぐ延期でヤキモキすることもありましたが、焼杉材をクライアントのご実家の敷地を借りて一緒に焼いたりしました。そうして完成した家は、クライアントらしい古都の家になりました。

家へのアプローチは北西の玄関からです。玄関を入ると高い勾配敷天井の空間で、実際の床面積より広く感じる空間になりました。目に飛び込む、遊び心ある襖紙はクライアントのアイデア。玄関ホールには来客が利用しやすいようトイレや手洗いコーナーも併設されています。
玄関から入って一つ目の部屋が客間です。こちらも高い勾配敷天井になっていて、窓には障子を納めました。障子は外部の視線を遮り、光を拡散してくれる為、天井の高い部屋に光が回りも明るくなります。

玄関から二つ目の部屋からがプライベート空間で、居間になっています。居間には、畳の小上がりと、コンパクトなキッチンがあります。キッチンの奥に脱衣室と浴室、2階の個室へは、居間から上ります。個室を2階にした事で、1階がコンパクトになり、南側の庭に、小上がりと一体的に使える広い縁側を計画する事ができるようになりました。

2階の個室からは、緑豊かな景色を見る事ができ、また、客間とは障子の開口部で、居間とは吹抜で空間的に繋がっている為、家中を空気が循環できるようになっています。

そう言えば、初めてお会いした時からトントン拍子にお話しが進みまして、松匠創美を選んで下さった理由をお聞きしていませんでしたが、エネルギーに頼らず健康的な生活をされているクライアントのご要望の「古都の家」が完成してみて、選んで下さった理由が分かった気がしてきました。

松匠創の建てた家から写真を覧いただけます。

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〒240-0112 神奈川県三浦郡葉山町堀内785-4
Copyright (C) 2014 松匠創美 All rights reserved.D3

こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉を中心に無垢の木で注文住宅を建てている工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
松匠創美の標準の仕様で新築しますと認定低炭素住宅の認定を取得することが可能です。今日は、これまで書いた事がなかった「低炭素住宅」について書いていきたいと思います。

東日本大震災を契機にエネルギーの利用や地球温暖化問題への意識が高まり、国は、「低炭素・循環型社会の構築を図り、持続可能で活力ある国土づくりを推進することが重要な課題」としています。そのため平成24年に「都市の低炭素化の促進に関する法律」施行されることになりました。この法律では、市街化区域内において低炭素化のための措置が講じられた新築の計画が基準に適合している場合には認定低炭素住宅として認められ、税制の優遇措置の対象にもなります。


認定低炭素住宅の基準は、省エネルギー基準よりも、更に一次エネルギー消費量を10パーセント削減した断熱、遮熱性能にした上で、その他、低炭素化措置等を一定以上講じることです。

一次エネルギー消費量を10パーセント削減とは、「一次エネルギー消費量等級5」という性能で住宅を建てる事で、低炭素化措置等を一定以上講じるとは、1、節水型設備機器の設置。2、雨水等の利用のための設備設置。3、HEMSを設置。4、太陽光設備。5、緑地や建物の緑化。6、住宅の劣化の軽減を講じる。7、木造住宅。8、低炭素化のコンクリート造。以上8項目の中から2つを実施する事です。

 

例えば、松匠創美の標準仕様で建てますと、「一次エネルギー消費量等級5」と1、節水型設備機器と7、木造住宅で、認定低炭素住宅になることができます。

 

認定低炭素住宅の認定を受けますと、住宅ローン減税の優遇が通常年間控除額40万円のところ50万円まで10年間受ける事ができます。または、投資型減税で最大65万円を受ける事ができます。住宅ローン減税と投資型減税は、どちらかしか受けられません。また、登記するときにも数万円割引を受けられます

フラット35Sを利用して住宅ローンを組んだ場合は、金利Bプランではなく金利Aプランを選択可能になります。金利Bプランが5年間金利引き下げのところ、Aプランですと10年間引き下げになります。

 

今年新築した松匠創美の事務所兼モデルハウスは、認定低炭素と同じ性能で建築しました。冬季の室内環境を是非体験しにお越しください。

 

設計:久保歩美・田中伸二

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