先週の土曜日は、外壁材に使われる杉板を焼いて、

焼杉材をつくる体験をしてきました。

焼杉を貼った外壁はこんな感じになります。

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今回体験しましてのは、三角焼きと言う方法で、とても単純です。

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3枚の板で三角すいになるように荒縄で縛ります。

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筒の中に火を広げるため、ぐちゃっと(表面積を増やすため)

丸めた新聞紙を一方の端に差し込みます。

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筒を立てて先程の新聞紙に火をつけます。

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最初は新聞紙が燃えて白い煙が出ます。

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その後、杉板も燃え始め火が噴き出します。

この時、内側が燃えている杉板の外部側を触っても

板の表面が熱くなるようなことはありませんでした。

継ぎ目部分は火を噴いていますので、注意が必要です。

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そうこうしていますと、最初に結んだ荒縄が燃え切れて

板を倒し、焼杉の完成です。

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このまま放置しておきますと炭化が進行し

燃え過ぎてしまいますので、水をかけて抑えます。

この時あまり水をかけ過ぎますと板が反ってしまうため、

ほどほどにした方が良いとのこと。

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きれいに焼きあがっています。

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写真は、大和張という張り方で仕上げられた外壁です。

これを張る職人さんは、全身炭だらけになってしまうことから

職人さん泣かせな外壁材ですが、日本で古くから

使われてきているナチュラルな素材であります。

最近では、電熱器で焼いたり、バーナーを使って焼いている

焼杉もあるそうですが、三角焼きで燃やす場合にかかるのは、

新聞紙2枚というのは、いい点だと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

家づくりをするにあたってのスタートは、

事務所兼モデルハウスにお越しいただき、

松匠創美の家づくりへの思いなどをお伝えしながら、

これから新しく建てる家で、ご家族の皆さんが、

どんな暮らしをしたいとお考えなのかインタビュー行います。

後日、計画敷地へ足を運び土地の空気を感じ、

敷地の法令調査等を行った上で計画案を検討し、

ベストと思われるご提案を致します。

続きは、設計契約を結ばせていただいた後、

計画案の概算見積を行い、予算と照らし合わせ

家づくりの方向性を検討します。

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写真のサンプル箱は、概算見積の内容をご説明する際に

ほぼ使用する基本的な材料のサンプルが入っています。

以前は段ボール箱を使っていましたが、

棟梁松田が大工さんの道具入れと同じ造り方で、

木箱を造ってくれました。

重量にも耐えられ、持ち運びがしやすい形状で、

とても使いやすくて助かっています。

それにしましても今日は葉山も冬へ戻ったかのような寒さで、

外装のお色を決めるために外で打合せをするには、

少し寒すぎたようです。

週末には初夏の陽気まで気温が上がりそうとのこと

急激な寒暖差で、体調を崩したりしないように

体調の管理を心がけたいものです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日は旬の食材のお話です。

まずは先週末、松田が掘って来てくれた筍です。

ここ数年、毎年この時期になりますとお声が掛かり、

筍堀りのお手伝いに駆り出されておりまして、

お裾分けでいただいて来たものです。

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贅沢に筍三昧、させていただきました。

美味しいものは、ヒトを幸せにしてくれます。

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次は写真が分かりにくくて恐縮なのですが、若芽です。

葉山の若い女性漁師さんが採ったものです。

若い女性一人で漁を行っているとのことで、

応援したい気持ちもあり、時折、購入しています。

潮の香たっぷり、大好きな炒め物にしていただきました。

 

最後は、千葉家の愛犬チョビのこと。

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今日の朝、恐らく心筋梗塞で大量に吐血し、獣医さんへ。

少し前からお腹に溜まっていた腹水を1リットル以上抜き、

胸水も溜まっているため、現在はお家で点滴をし、

安静にしているそうですが、元気も食欲もなく、

グッタリとしているとのこと。かなり危険な状態のようです。

わが家の先代犬も腹水に苦しみましたので他人事とは思えず、

苦しんでいるチョビが少しでも楽になりますよう

心の中でそっと、祈っていただければ幸いです。

 

ありがとうございました。