新年早々なのでお知らせすることを迷う気持ちもありましたが、

今日は個人的なお知らせです。

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昨年の9月に救急で病院へと運ばれた父でしたが、

入院してから認知症が急速に進んでしまいまして、

昨年末には認知症の専門的な病院へと転院したのですが、

年が明け、5日の夜、肺炎で息を引き取りました。

連絡をいただいた時には既に呼吸も心臓も止まっており、

病院の先生から、そうは苦しまない最期だったと聞きました。

1月1日生まれですので79歳になったばかりでした。

日本人男性の平均寿命80.5歳に届かなかったことは、

娘として十分なケアができなかったと残念に思うところです。

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9日土曜日に通夜、10日の日曜日には告別式を行い、

ほんの身内だけで見送りました。

火葬場で遺骨になって出てきた父を見たときに

ああ、これで本当に逝ってしまったのだと実感しました。

その遺骨は骨がしっかりしていて、

担当の方が「こんなにつぶしたのを見たのは初めて」と言うくらい

骨壺に入り切らないのではと心配しましたが、

なんとか無事納まりました。

まだまだしっかりとした骨を見て、

さらに残念な気持ちが沸いてしまいました。

会えば喧嘩ばかりしている父娘でしたが、

良くも悪くもよく似た父娘でした。

この世に私を迎えてくれたことに、こころから感謝です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

9月に父が入院してから既に3カ月以上が経ち、

急性期の病院にこれ以上居続けることは難しく、

療養を主とした病院へと今日は転院をする日でした。

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(写真は12月4日の強風に白波の立つ海と江の島です)

転院先の病院までは車で約1時間の道のり、

父は既に歩くことが難しく、車いす生活を送っているため、

介護タクシーを進められ、今回はお願いすることにしました。

以前、母が介護施設へ移る時には自分の車に乗せて

倍の距離をよく移動したものだと、今では思います。

今日の介護タクシーのドライバーさんは

ホームヘルパーの資格などをお持ちで

途中、トイレに行きたいとの突然の要望にも柔軟に対応してくれ、

転院先の病院を間違えて、違う病院へ連れて行かれるという

おまけがつきましたが、負荷が少ない移動ができました。

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(写真は12月9日森戸海岸の夕景です)

これしか動けないのだから「俺には無理だ」と言う父と

これだけ動けるのだから「やってみなければわからない」

と言う娘は、病室でけんかをして別れました。

やさしい言葉でやる気にさせる、その勉強が必要なようです。

今年もあと2週間を切りました、

どうぞ充実した週末をお過ごしください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

おかげ様で、順調に回復した母は、10日間ほどの入院で

無事に本日、退院することができました。

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それにしましても、今月は両親共に入院

という状態になっておりましたので、

医療費負担もまとまった金額になりそうです。

医療保険の入院給付金が下りるといいのですが、

両親が保険に入った頃とは治療方針も大きく変化し、

入院期間をなるべく短くするようになりましたので、

その昔に両親が加入していた医療保険では

20日以上の入院でないと入院給付金が下りないなど

時代に合わなくなっていることを感じます。

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そこで、高額療養費の支給を受けることが可能か

調べてみなくてはと考えています。

高額療養費の支給とは、1カ月の医療費が高額になったとき、

自己負担限度額を超えた分が高額療養費として

戻ってくる制度です。両親のケースはどうなるのか、

これを勉強してみたいと思っております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。