子供のころ、家にはいつも花が活けられていました。

池坊とか草月流とか、そういった類の格式の高いものではなく、

チューリップ、スイトピー、ガーベラ、ポピー、グラジオラス

などなど、だれもが知っている花が

何の変哲もない花瓶に普通に飾られていました。

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そんな環境で育ったせいか、生活空間に花がないと

何か大切なものが欠けているような、不安な気持になったりします。

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そのため、一週間から10日に一度くらいの割合で

好みの花が多く置かれている、お気に入りの花屋さんへお邪魔しては、

気に入った花たちを連れて帰り、部屋に飾っています。

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お花の組合せが上手くいった時などは、

毎日、見る度ごとに「今日もきれいだね~」と声をかけていると

気のせいかもしれませんが、

長く、きれいに咲いていてくれるような

そんな気がしています。

今日は、先日お引き渡しをしました新築の家のお引越しでした。

残工事の完了具合の確認と、ガスの開栓に立ち会うために、

夕方、お邪魔して来ました。

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すると子供たちが新しい家で、

早速遊び始める様子を見ることが出来ました。

ロフトへ登る梯子階段も諸共せず、

自由に昇り降りしていました。

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そして、こーんなことも、

キッチンで忙しく片づけをするお母さんに、

ロフトの手すり越しに声をかけて楽しんでいます。

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新築して、しばらくは反響音が強く、

子供たちが楽しげに歓声を上げていると、

少々五月蠅いかもしれませんが、段々と馴染んでいきます。

今だけの体験を堪能していただけたらと思います。

今日は、現在はまだ職場リハビリ中の弟の病院へ

受診に立ち会うために行ってきました。

病院へ向かう途中、桜並木が続く坂道を見つけましたので、

帰り道にちょっと寄り道をしてみました。

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とても長い桜並木がきれいに続いています。

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9分咲きくらいだと思いますが、上を見上げると

空が見えないくらいにギッシリと花で埋め尽くされていました。

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そして目線を下げると、こちらはユキヤナギの真っ白な花で、

覆い尽くされています。

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更に足元には、オキナグサも満開でした。

このオキナグサ、幻の花と書かれていましたが、

その咲いている姿がクリスマスローズに似ていると思い、

調べてみたところ、やはりどちらもキンポウゲ科でした。

そして、絶滅の危機が言われているそうです。

町を歩いているとお庭でよく見かけるクリスマスローズ同様、

このオキナグサもお庭で見られるようになると良いですね。