子供のころ、家にはいつも花が活けられていました。
池坊とか草月流とか、そういった類の格式の高いものではなく、
チューリップ、スイトピー、ガーベラ、ポピー、グラジオラス
などなど、だれもが知っている花が
何の変哲もない花瓶に普通に飾られていました。
そんな環境で育ったせいか、生活空間に花がないと
何か大切なものが欠けているような、不安な気持になったりします。
そのため、一週間から10日に一度くらいの割合で
好みの花が多く置かれている、お気に入りの花屋さんへお邪魔しては、
気に入った花たちを連れて帰り、部屋に飾っています。
お花の組合せが上手くいった時などは、
毎日、見る度ごとに「今日もきれいだね~」と声をかけていると
気のせいかもしれませんが、
長く、きれいに咲いていてくれるような
そんな気がしています。