昨日は、いよいよお引き渡しが来週に迫ってきている

大黒柱のある家の外構打合せに行ってきました。

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工事をして下さる鳶の親方とクライアントのお父様と

整地をするレベルを打ち合わせているところです。

今回お庭はお父様が造られますので、

先ずはそのイメージを伺い、

そのための最善の方法をご説明させて頂きまして、

おおよその見当がついたところで、

水平器を使ってレベルを出し、具体的な数値を決定します。

事務所に戻ってから図面を調整し、最終手配をしました。

今日はしっかりと雨の1日でしたが、

週末からはお天気が回復しそうですので、

どうにか間に合いそうです。

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一方の内部もあと一息です。

写真は、家族のアルバムを収納するための床下収納です。

冬に足元が寒くなるようなことがないように、

断熱材をしっかりと充填しました。

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初めての納め方ですので、

ふたが上手く納まってくれると良いのですが。

今年の森戸海岸は、7月6日(土)が海開きです。

毎年、松匠創美で工事をさせて頂いております

海の家LAHさん、今年から間口倍増です。

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果てしな~く、広く感じます。

今年は、新築工事の竣工と時期が重なってしまったため、

松田はほとんど行くことが出来なかったのですが、

応援の大工さんが毎日遅くまで頑張ってくれましたので、

日曜日になんとか完成いたしました。

皆さん、お疲れ様でした。

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間口が広がり、屋根には風が抜ける開口が出来ましたので、

快適さが少し向上したのではないでしょうか。

7/6(土)から8/31(土)までが、海水浴開設期間です。

森戸海岸にお越しの際には、

是非、海の家LAHさんを覗いてみて下さい。

昨日は現場へ行ったその足で、

現場の『事故撲滅セミナー』へ参加してきました。

建設業の労働災害を過去50年で比較しますと、

その発生状況は、80%以上減少をしているそうです。

これは、業界の努力の結果と言っていいことのようなのですが、

一方で、全産業で事故を比較しますと、

その就業者数が全体の8%なのに対して、死傷者数は、20.1%、

死亡者数では、33.6%と高い数値になっているそうです。

(平成24年データ)

この高い数値には、ちょっと驚かされます。

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では、戸建住宅等建築工事の災害事故で多いものは?

と言いますと、墜落、切れ・こすれ、転倒が三大災害で、

ほぼ毎年のようにがこれらの災害が

発生事故の8割近くを占めているとのことです。

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そしてこれらの災害は、ヒューマンエラーにより発生します。

しかし、ヒューマンエラーは、人間の本能によるものですので、

注意喚起するだけでは、効果が出にくいそうです。

そこで、ヒューマンエラー対策としましては、

ひとつは、ヒューマンエラーが発生したとしても、

労働災害につながらない設備的な対策をとること。

しかし、建築現場の場合、工場のように常設ではなく、

多くが仮設による設備的対策になるため、限界があります。

そこでもうひとつは、ヒューマンエラーの発生を抑制するように、

現場全体が決められた安全ルールを厳守しようとする

雰囲気をつくることが大切であるとのことでした。

講義では、具体的な事例を上げて、

いろいろな対策を教えていただきました。

より安全な現場になるよう、雰囲気づくりをして行こうと思います。