葉山地方、昨晩はもの凄い風が吹き抜けました。

小心者の空(クウ)は、風で建物が揺れるたびに

立上り、ウロウロと落ち着きをなくしていました。

また、野上から聞いたのですが、葉山の一部では、

その風の影響で停電して、たいへんだったそうです。

一転、今日は朝からとてもいい陽気でした。

004空、お気に入りの公園の山桜は高いところで花を咲かせ、

足元では、草花が緑のじゅうたんを敷き始めています。

そんな中、今週末には完了検査の予定が組まれております。

その新築の現場に、今日も様子を確認に行ってきましたが、

もう一息、先が見え始め、ちょっと安心しました。

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一方クライアントさんもお引越しの準備が佳境です。

写真は、そんなクライアントさんと、

お手持ちのモノで利用できるものは、新しい家で利用しようと、

現場で寸法を確認しながら

収納計画について打合せをしたときのモノです。

少し前にご紹介をしていて、間が空いてしまっていたのですが、

昨年末、高尾に完成をしました

「空が見える終の住処」のご紹介をいたします。

今回が最後になります。

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最近では、マンション住まいの方が増えて、

広い玄関を望まれることが、以前に比べて少なくなっています。

そんな昨今ですが、今回のご要望は、

玄関の土間は狭く、玄関ホールは広くとのことでした。

そこで、犬の散歩に出かける準備がゆったりとできるくらいの

スペースを確保しました。玄関ホールの写真です。

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正面右側の扉が、シューズボックスになっています。

扉を開けると、こんな感じになっています。

左の扉が、トイレの入口です。

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この建物、近くの空き地に自分が住むとしたら・・・と

計画していたものをベースに、

クライアントの要望に沿うように細部をアレンジをしたものです。

「暮らしの手帖」編集長の松浦弥太郎さんも著書に書かれて

いましたが、「一日一回さわる」

それが叶うくらいの大きさの家が、

自分が住むにはちょうど良いと思っていまして、

今回の建物は、まさにそんなイメージに完成することが

出来たような気がしています。

* * *

建てた家『空が見える終の住処』-4

建てた家『空が見える終の住処』-3

建てた家『空が見える終の住処』-2

建てた家『空が見える終の住処』-1

昨日、一昨日とご紹介をさせて頂いております

もう二息で完成予定の新築工事の敷地には、

大きな木の切り株が残っていました。

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この根っ子がありますと玄関へのアプローチが難しいため、

抜根しなければなりません。

しかし、直ぐ近くにお隣の石積みの土留めがあり、

根っ子がどこまで伸びているのか判りませんので、

重機で一気に抜くことは出来ません。

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そのため、人力でコツコツ掘っては根をカットし取り除く

この作業を繰り返し行います。

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今日、様子を見に行ってみますとGL±0のレベルまで、

処理が完了していました。

この状態になるまでには、4時間半かかったそうです。

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スッカリきれいになくなっています。

でも、石積をよーく見ますと、根が伸びていっていることが判ります。

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根気のいる作業、お疲れ様でした。