今日は、昨年3月に完成していたにも拘らず、

なかなか、ご紹介することが出来なかった

鎌倉に建てました、趣味を楽しむ家族の家を

ご紹介したいと思います。

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こちらのクライアントさんはうれしいことに、

最初、購入を検討中の土地があるので見て欲しいと、

土地の段階からご相談くださいました。

そこで早速、調査をした結果、その土地は条件面で

クリアすることが難しい点があることが判明してしまいます。

そのため購入はしないことに。

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それから暫く時が経ちまして、

再度検討している土地があるとのご連絡をいただきました。

今度は、建築的には難しい点はございましたが、

暮らす場としてはとても良さそうな土地に思われました。

そこで建築的に難しい点は、クリアすることが可能と判断し、

土地の購入をご決断されました。

ここからいよいよ建物の計画が始まることになります。

建物のご紹介は、また次回に。

今年の3月に完成をした家で、

建具などに調子が悪いところがあるとの知らせを受けて、

今月の頭にその具合を確認に行ってきました。

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高温多湿の夏の期間に

木がすっかりと水分を含み膨らんでしまったため

木製の窓や無垢のパネルを使用した室内建具など、

特に日常的に動かす部分の調子が悪くなっていました。

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室内建具は、建具を製作した建具職人さんに来てもらい、

扉を外し削って調整をしてもらいました。

そして今日、再度伺い、木製の窓のメンテナンスを行いました。

こちらも金物をずらしたり、油をさしたりして、調整をしました。

まだまだ、完全な状態ではありませんが、

無垢の木の家は、木にも四季を過ごさせて、

その様子を確認することも必要です。

これからの季節は、逆に非常に乾燥してきますので、

どの様に変化するのか、完成して1年後の来年の3月までは、

少しだけ木の動きに目を光らせていてくださいますよう、

よろしくお願い致します。

3月末に完成した家のご家族から、

新築のお祝いにお招きいただきました。

奥様手作りのお料理をごちそうになりながら、

新しい家での暮らしぶりのお話を伺うことができて、

大変楽しい時間を過ごすことができました。

ありがとうございます。

この家が、楽しい時、悲しい時、どんなときにも、

ほっとできる場所であることが出来たら幸いです。

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いつもそうなのですが、家が完成するまでには、

何度も何度もお打ち合わせを重ね、

その際には、根掘り葉掘り普通は聞かないようなことまで、

いろいろなことをお伺い致しますので、

完成するころにはかなりの深いお付き合いになります。

それでも今回のように、お打ち合わせではなく、

お話をする機会がありますと、「へえ~」と思うような

意外なお話がでてきたりすることがあります。

家づくりのためには、

無駄になるような会話はないのかもしれません。

これからは、そんな時間も大切して行きたいと思います。