松匠創美では家づくりの際に必ずお勧めするものがあります。

それは無垢の床板です。特に、無垢でも塗装がされていない、

無塗装のものから選んでいただいています。

樹種の選択は暮らし方やお好みによって様々ですが、

個人的には、あたりのやわらかい針葉樹(杉や松系)が好みです。

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今回、逗子に新築中の現場ではオーク材を貼ることになりました。

先週末はクライアントご夫妻自ら

一日かけて、床板に桐油の塗布作業をしました。

この作業、暮らし始めてからもメンテナンスとして

必要になることですので、家を愛していただくための

入口としても大切なことだと思っています。

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塗布し終わった床板が積み重なっている所です。

あとは大工が巧く貼ってくれるのを待つばかりになりました。

梱包をバラシながらの大変な作業、本当にお疲れ様でした。

今日は逗子の現場へ検査の立会に行って来ました。

検査では、木造の軸組み部分である土台や柱、梁の部材形状と

耐力壁や床組み、小屋組みが間違いなく配置され、

各部材が適切に接合されているかの状況の確認をします。

事前自主チェック、検査員のチェック共に問題なく完了しました。

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写真は屋根の材料です。今回はガルバリウム鋼板です。

こんな状態で現場へは搬入されます。

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ロール状のモノは屋根の形状へと加工されます。

写真上の板金を写真下のキャップでシールしながらつなぎます。

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作業風景はこんな感じです。

今年のような暑さでは鉄板の上で焼かれている状態です。

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大きなペンチのようなもので挟んでシールします。

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昨日から今日へ掛けてと雨模様ですが、

お陰さまでその直前に屋根も葺き終わりまして、ホッとしました。

9月11日土曜日、逗子市に建築中の家が

まだまだ真夏のような快晴の空の下、無事上棟しました。

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朝からずっと、家が建ちあがっていくところを

見守っていらしたお施主様ご夫妻。

下の写真は、最後にご主人が棟飾りを打ち付けている所です。

このあと、お清めをして御神酒をいただきました。

上棟、おめでとうございます。

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こんな機会はもうないかもしれないから・・・と、

みんなで屋根の上からの景色を眺めました。

いい風が吹いていて、とても気持ちの良いものでした。

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今回、お施主様のご好意で、少し急なのですが

9月18日土曜日に構造見学会を行うことになりました。

この機会に、松匠創美の建てている家の

軸組みを是非、見にいらして下さい。

詳細は、松匠創美のトップページのWhat’s New

「9月の勉強会の日程」をご覧下さい。