昨日は、朝から基礎の立上部分にコンクリートの打設を行うので

立ち会いのために現場へ行ってきました。

先日ご紹介を致しました耐圧盤のコンクリート打設に比べると

今回は繊細な作業になります。

立上部分は、150mmの隙間にコンクリートを流し込んで行きます。

そのため、一気に流し込むことが出来ませんので、

コンクリートを送り出すホースの先端を手で押さえて、

コンクリートの出方をコントロールしています。

2010_0901AC

そして耐圧盤のとき同様、バイブレーターで振動を与えて

鉄筋の隙間にコンクリートがしっかりと入っていくようにします。

今回初めて知ったのですが、このバイプレーターは、

耐圧盤を打つときのものと、立上を打つときのものでは

違うものを使用しているそうです。

それは、コンクリートの量によって振動に必要となる

パワーが違うからと言うことです。納得です。

2010_0901AE

コンクリートの打ち込みが終わったところから、

レベルを確認しながら、金ゴテで天端を整えていきます。

2010_0901AJ

少し落ち着いた所で、この後流すレベラーの定着を良くするために

今度は天端を刷毛で荒らします。

2010_0901AM

そして最後に、レベラーと言うおよそ3mm程度の厚みの

トロトロコンクリートを流して天端が水平になるようにします。

この後、4日程度の養生期間を置いて、

型枠をバラスと基礎の完成です。