昨日は、朝から基礎の立上部分にコンクリートの打設を行うので
立ち会いのために現場へ行ってきました。
先日ご紹介を致しました耐圧盤のコンクリート打設に比べると
今回は繊細な作業になります。
立上部分は、150mmの隙間にコンクリートを流し込んで行きます。
そのため、一気に流し込むことが出来ませんので、
コンクリートを送り出すホースの先端を手で押さえて、
コンクリートの出方をコントロールしています。
そして耐圧盤のとき同様、バイブレーターで振動を与えて
鉄筋の隙間にコンクリートがしっかりと入っていくようにします。
今回初めて知ったのですが、このバイプレーターは、
耐圧盤を打つときのものと、立上を打つときのものでは
違うものを使用しているそうです。
それは、コンクリートの量によって振動に必要となる
パワーが違うからと言うことです。納得です。
コンクリートの打ち込みが終わったところから、
レベルを確認しながら、金ゴテで天端を整えていきます。
少し落ち着いた所で、この後流すレベラーの定着を良くするために
今度は天端を刷毛で荒らします。
そして最後に、レベラーと言うおよそ3mm程度の厚みの
トロトロコンクリートを流して天端が水平になるようにします。
この後、4日程度の養生期間を置いて、
型枠をバラスと基礎の完成です。