こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。
【1】 こんな感じに過ごしています 「手打そば 和か菜」
【2】 家づくり雑記帖 「ヒートショック」
【3】 家づくりのいろは 「松匠創美の愛犬 空ちゃんのトイレ」
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【1】 こんな感じに過ごしています 「手打そば 和か菜」
こんにちは 野上です。
お正月の賑わいもひと段落して 静かな時間が流れている葉山です。
大晦日に年越し蕎麦を食べる方も多いと思いますが 私の実家では夕飯を済ませた後 新年を迎える15分前から蕎麦を食べ始め 年明けしても食べ終わるまでは決して会話や声を発してはいけない・・・という教えがありました。ゆく年くる年を横目に黙々と食べ続け 新年を迎えた数分後にやっと「おめでとう」が言えるのは正直しんどいですが 30数年そうして過ごしてきたので よそのお宅ではどうかと久保と田中にその話しをしたところ「だまって食べるなんて聞いた事がないから きっと田村さんの家だけだよっ」と驚かれてしまいました・・・私も驚きました。即母に問いただしましたら東京育ちの頑固者で「江戸っ子はそうやって食べるんでいっ」と信じて譲りませんので この食べ方は末永く続くようです。
さて 葉山やその周辺地域には 沢山お蕎麦屋さんがあります。 今回葉山でも山の景色が美しい“木古庭(きこば)”という地区にある「手打そば 和か菜」に行ってきましたのでご紹介したいと思います。
お店の目の前には 山肌に沿った棚田と呼ばれる段々畑が広がっていて この辺りでは貴重になっている風景を眺めながら 美味しいお蕎麦が食べられる事でもとても人気があります。週末になるとちょっと混み合いますが 席が空くのを待つ間も 季節によって表情を変える棚田を見ていると とても癒されます。
今の時期はこの辺りで沢山獲れる柚子を使った「柚子切」(10月~3月)がお勧めです。柚子が練り込まれた蕎麦は ほのかに爽やかな香りが楽しめ さっぱりと美味しく頂けます。
お腹がいっぱいになった後周辺を散歩すると 海だけじゃない自然がいっぱいの葉山の良さを感じていただける場所だと思います。年末年始でちょっとお疲れの身体と心を癒しに是非いらしてみて下さい。
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【2】 家づくり雑記帖 「 ヒートショック 」
こんにちは、設計の田中です。
昨年末に、地方独立行政法人と東京都健康長寿医療センターが「冬場の住居内の温度管理と健康について」という研究レポートを発表しました。その中には、3年前にこのメルマガでも触れた「ヒートショック」についての調査結果が書かれていましたので、今日は、その資料を元に「ヒートショック」について書いてみたいと思います。
3年前のメルマガはこちら
ヒートショックは、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動する等によって心筋梗塞、不整脈、脳梗塞、脳卒中がおきる健康被害で、朝方のトイレでも起きやすいのですが特に体全体が露出する入浴時に多く発生するそうです。
では、具体的にはどのように起きるのでしょうか。
まずは、暖かいリビングから寒いトイレや洗面脱衣室に移動し、衣服を脱ぐと急激に体の表面温度が下がります。すると体は寒冷刺激によって急激に血圧を上げるため、この時の血圧の急上昇で心筋梗塞や脳卒中等が起こりやすいと考えられます。
更に入浴をする場合には、浴槽の暖かい湯に浸かる事で今度は血管が拡張し、洗面脱衣室で一度上昇した血圧が急激に低下してしまい失神をお越し、溺れて亡くなるというケースが典型例だそうです。
ヒートショックという言葉は医療用語では無いので、死亡診断書にヒートショックという用語は出てこないそうです。ですので、ヒートショックが原因で亡くなった人の正確な統計データはありませんが、厚生労働省と東日本全消防本部の協力で入浴中の急死について調査すると2011年の一年間で約1万7千人もの人が推計されるそうです。この人数は交通事故による死亡者数の4倍以上になります。
ヒートショックは特に高齢者の方は注意が必要です。日頃元気な場合でも高齢者は血圧変化をきたしやすく体温を維持する生理機能が低下しているからだそうです。先ほどの2011年の入浴中の急死の調査では、1万4千人ぐらいの方が高齢者だったそうです。また、高齢者以外の方でも、生活習慣病、高血圧、糖尿病、脂質異常症の方は注意が必要だとのことです。
ヒートショックは暖房器具の設置や断熱改修工事で、予防する事ができますが、今日から出来る対策がいくつかあります。松匠創美の3年前のメルマガでも対策方法を書かせて頂きましたが、冒頭で触れた「冬場の住居内の温度管理と健康について」に書かれてありました、具体的な対策をいくつか紹介したいと思います。
・シャワーを活用したお湯はりで浴室全体を温める。
・生理機能の高い時間帯、夕食前や日没前に入浴をすませる。
・血圧が下がりやすい食後1時間は入浴を控える。
・1人での入浴を控える。
ヒートショックは、ある日、突然起こるものです。特に今年の冬は寒い日が続いていますので、油断などせずに注意してお過ごしください。
設計:久保歩美・田中伸二 松匠創美の「家づくりの考え方」
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【3】 家づくりのいろは 「松匠創美の愛犬 空ちゃんのトイレ」
新しい年になりました。年末年始とお天気に恵まれ、大洗濯、大掃除に燃えていた千葉です。本年も気持ちを新たに頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
今年最初の「家づくりのいろは」は特別編と致しまして、事務所の愛犬である空ちゃんのトイレを紹介させて頂きたいと思います。
昨今、「愛犬家住宅」と呼ばれるものが、流行してきているようですが、久保にとっては、愛犬が快適に過ごせるように設計するのは当たり前のことのようで、あえてアピールすることではないそうなのですが、初めて空ちゃんのトイレを見たとき、私には衝撃的でしたので、是非皆様にご紹介させて頂きたいと思っておりました。
さて、この空ちゃんのトイレですが、人間のトイレと一緒の空間になっておりまして、約1坪の半分が空ちゃんのトイレです。 壁はタイル貼になっていて、床はFRP防水。FRP防水の上には、人工芝が敷かれていて、空ちゃんが用を足しても足が濡れないようになっています。なんとシャワーまで設置されていて、オシッコもすぐきれいに流せます。 さすがに並んで用を足すことはないですが、当たり前のように、トイレに入っていって、オシッコ用シートから外してしまったりして部屋を汚すこともなく用を足せる空ちゃんは、幸せだと思います。
「愛犬家住宅」にご興味のある方のために、本日は写真も載せてみました。実際にご覧になりたい方は、是非事務所へ見学にいらして下さい。
(写真を撮っていると「こうやって使うんだよ」と実演大サービスしてくれました。空ちゃんどうもありがとう。)
本日も最後までお読み下さりありがとうございました。
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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆
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