昨日に引き続き、京都観光のことです。
実は学生の時に一度、訪れてから、ずっとまた行きたいと
思っているところがありまして、今回はその念願が叶いました。
清水寺から向かいましたのは、目的の智積院です。
こちらのお庭が、大変に素晴らしく、脳裏に焼きついて居りまして、
今回、見ごろのと言われている、つつじの季節に
また、訪れるコトができたことは、たいへんに幸せなことでした。
これぞ、本物の借景を生かしたお庭です。
そんなに広くはないお庭なのですが、
雄大さを感じさせる奥行き感があります。
そのため、眺めていて、飽きることがありません。
暫し、腰を下ろし、堪能いたしました。
また、こちらへ行きたかったもうひとつの理由は、
田渕俊夫画伯の襖絵を鑑賞したかったからです。
田渕さんの襖絵は以前、シャープのアクオスのCMに
使用されていたこともある、それです。
ギャラリーで複製画を見たときに
「このひとは、きっと夏に生まれたはず」と感じて、
図録で確認しましたら、やはり夏生まれでした。
今回実物を拝見しても、襖絵からは、それが伝わってきて、
同じ夏生まれとしてとても共感を覚えました。
智積院では、幸福な時を過ごすことができました。