先週末は、5月末に改修工事を終えたばかりの
神奈川県民ホールの大ホールで行われました
野村万作萬斎 狂言の現在2018を観に行って参りました。
写真は、ハート形の葉を見つけ撮影したものです。
まずは萬斎さんによるレクチャートークから始まります。
そこで、この日演じられる演目のあらすじなどを
最初に解説がありますので、予備知識がなくても狂言を
存分に楽しむことができます。
最初の演目『柿山伏』は、息子の野村裕基さんが山伏を演じます。
まだ、まだ、ですが、お父様目指して頑張って欲しいです。
二つ目の演目『成上り』は、人間国宝 野村万作さんが
太郎冠者を演じます。決して86歳とは思えない、
声と躍動的な動きで、楽しく笑わせてくれます。
休憩を挿み最後の演目『花折』は、野村萬斎さんが
新発意を演じます。新発意とは見習い僧のことで、
住職が留守の間に言いつけを守らずやらかしてしまうお話。
何でしょう、この萬斎さんの圧倒的な才能は。
声、表情、視線、動き、どれをとっても素晴らしく
観るものを魅了し引き付けて離しません。
大いに笑い、存分に楽しませてもらいました。
写真は、伊豆城ケ崎で撮影した大迫力の松の木です。
一つだけ、狂言に慣れていない者にとしましては、
終わり方が分かりにくいので、最後に皆さんで舞台に上がり
ご挨拶とかあってくれると分かりやすいと思うのですが・・・
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
どうぞ良い週末をお過ごし下さい。