この3連休の間に渋谷Bunkamuraオーチャードホールまで
東儀秀樹(雅楽師)x古澤巌(バイオリニスト)
xcoba(アコーディオニスト)の御三方によります
全国ツアー2016「TFC55 LEVEL III」を鑑賞に行って来ました。
*画像はTFC55のホームページよりお借りしました。
きっかけは、ちょうど1年程前「題名のない音楽会」の司会者が
佐渡裕さんから五嶋龍さんに代わって間もなく放送された
『歴史に残る名器と音楽家たち』の回に演奏された
東儀秀樹さんの篳篥(ひちりき)による
バート・バカラックの「アルフィー」が
余りに素晴らしかったことによります。
今回のTFC55には、アコーディオンのcobaさんも居て、
一時期アコーディオンに嵌ったこともあり、
このメンバーであれば、と期待して出かけました。
途中、コントのような掛け合いや楽しいお話を挟みながらも
三者三様に奏でられる熱い演奏がバンドの音と絡み合い
期待以上でした。
実はこれまで、ジャンルの違う楽器によるコラボに
今ひとつ感を拭えなかったのですが、
今回の組み合わせは、なんの違和感もなく、払拭出来ました。
確かな技術に裏打ちされた芸術性に
積み重ねた経験と思いを乗せて生まれる世界は、
とても深みがあり、愉しいものでした。
また、LEVEL IVがあれば、聴いてみたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。