昨日、関東を通過して行った台風9号による被害は、
今朝、葉山の町を散歩した感じでは、
最小限で済んだのではないかと思いました。
それでも、川の様子は植物がなぎ倒され、
森戸海岸には、大量のごみが流れ着いていました。
枝ばかりではなく、ペットボトルや空き缶なども
無数にあり、これをすっかり片付けられたら、
どんなに海がきれいになることか・・・、
どうしたら片付けられるのかずっと考えていたのですが、
いい考えは浮かばず、あきらめて帰ってきました。
そして、少し前に現場の足場の上に卵を産んだ鳩のことを
書きましたが、その後、無事孵化して、子育てをしていたのが、
ちょうど先週末に無事、その子供が巣立ちました。
台風の前に巣立ってくれて、何よりでした。
そんな現場では、床貼りが始まっています。
クライアントさんが暑い盛りに
1枚1枚丁寧に桐油を塗って下いました。
その床板を貼っていくのは大工の仕事です。
1枚1枚の板の幅の違いを見て、
杢目の組み合わせを考え、
上の写真の黄色いテープ状のものを使い、
隙間を加減をしながら留めつけていきます。
ここで大工のセンスが試されます。
葉山辺りの気候は、高温な夏に湿度が高く、
低温な冬に湿度が低くなり、その差は大きく、
どちらの季節にも孕んだり隙過ぎたりしないように
貼っている時期の状態を見極め、貼る必要があります。
うまく納まりますよう、よろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。