今日は、ずいぶんと間が空いてしまいましたが、
今年の春に完成しました『橋を架ける家』の続きで
ロフトのご紹介になります。
既にご紹介をしましたLDKの上部は、
吹抜けの勾配天井になっておりましたので、
ロフト空間は、それ以外の主寝室や
ウォークインクローゼットの上部になります。
このロフトへは、少しだけ勾配が急なのですが、
最近では珍しくなりました「箱階段」で上ります。
今回は、クライアントご夫妻が共に小柄ということもあり、
スペースの有効利用とコスト削減策として、
「箱階段」を採用しました。
ロフト側からリビング側を見下ろしますと、
こんな感じで、家全体を見渡すことができます。
写真向かって左側の天井が低くなっている部分には
リビングから目隠しになるように壁を設け、
趣味の道具を置けるようにしました。
そして、右側は南側に当たりますので、
手摺にして少しでも明るさが下りてくるようにしています。
ロフトと言うことで大きな窓は設けられませんが、
南側に取り付けた窓から差し込む光が、
壁に反射しロフト全体を明るくしています。
同様に北側に取り付けた窓からも安定した光が差し込み、
昼間は十分に明るく利用することが可能です。
『橋を架ける家』のご紹介は、次回が最終回です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。