昨日は、『若冲展』 へ行って来たことについて書きましたが、
今日は、開館50周年 記念特別展
『奥村土牛ー画業ひとすじ100年のあゆみー』
へも行って来たことについて、書こうと思います。
前出の若冲展でかなりお腹いっぱい堪能していたのですが、
どうしても諦めることができずにその足で、
山種美術館へ向かいました。
これだけでも見たかった『醍醐』(写真チラシの絵)
桜が満開の頃、空気がまるで桜色に煙る
その様子が描かれていて、そうれは美しい作品です。
若冲の動植綵絵などは、対象を細部まで濃密に描き込み、
鱗ひとつひとつを再現しており、
その画力にただただ圧倒されましたが、
奥村土牛の描く世界は、その場の空気と言いますか
対象の醸し出す雰囲気をよく再現していて、
目に焼き付ける以外術がないと思えるその世界を
再現する画力に感動いたしました。
他にも『鳴門』や『海』など素晴らしい作品が70点ほど
こちらもたいへん充実の展示内容でした。
1日中、美しいモノに囲まれ、幸せでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。