3連休中は、連日お打合せをさせて頂き、充実の毎日でした。
そんな最終日の昨日は、打合せの後、フラメンコ鑑賞へと
東京国際フォーラムまで行って来ました。
今回鑑賞しましたのは、今年、イギリスの舞台芸術の最高賞
「ローレンス・オリヴィエ賞」にもノミネートされ
世界的注目の集まっているロシオ・モリーナさんの
『Afectos』 踊り手と歌い手2人の女性によるフラメンコです。
踊り手のロシオ・モリーナさんは、
16歳頃まではクラシックバレエを踊っていて、
当時コンクールなどでも活躍していたという経歴の持ち主。
自らをダンサオーラと呼ぶその踊りは、
伝統的フラメンコから飛び出した独自の世界ですが、
曲の始まりはオリジナルでも最終的にはフラメンコへ
圧倒的なフラメンコ遺伝子を感じさせるものでした。
歌い手(カンテ)のロサリオもとてもとても素晴らしかったです。
最後は、気になったことをひとつ。
日本のフラメンコ人口は、本国スペインより多い
と言われる程にも拘らず、今回の公演空席が目立ちました。
ロシア国立交響楽団の来日の時も同じことを思ったのですが、
こんなに素晴らしい貴重な公演が満席にならないのは、
何がいけなかったのでしょう。もどかしい気持ちが残りました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。