今日は、少し間が空いてしまいましたが、
今年、桜の咲く頃に完成を致しました
『まちを一望できる家』のご紹介の続きです。
こちらがリビングになります。
正面の掃出し窓からは、まちを一望することができます。
こちらの敷地、緩やかな北側斜面の高台に位置しています。
現状は南側隣地に、平屋の建物が建っており、
さほど隣地建物の影響を受けることはありません。
ただ、将来は南側に2階建ての家が建つ可能性も考えられます。
そうなったときのことも含めて、計画を進めることにしました。
その際、ポイントにしましたのが、この眺望です。
これがあることで、将来に渡り、
抜け感や広がりを確保できるものと考えました。
後ろに振り返りますと壁の一部が板張りになっています。
壁はすべて、漆喰仕上げにする予定だったのですが、
この壁にロープを垂らして、
お子さんたちがよじ登って遊べるようにしたいとのご要望で、
一番気を遣わなくても良い板張りになりました。
板張りの壁の裏側が、階段室です。
左側には、ロフトに上がる梯子が架かっています。
階段室を挟んで、ダイニングスペースになります。
ここでも、将来的な南側のことを考えて、
ダイニングスペースの上部にあるロフトの一部は、
床を設けずに外壁側を吹抜けにすることで、
ハイサイド窓から光が差し込み、
空気が抜けるように計画しています。
2階のつづきは、また次回に。
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