現在工事中の現場は、古家を解体しての建て替えです。

そのため、水道メーターなどは以前のモノが残っています。

解体工事の際には、配管まで撤去しますので、

メーターのところで水を止めておかなければなりません。

ところが、長い間止めたことのなかった止水栓は、

既に劣化をしていて水を止めることが出来ない状態になっていました。

そのため、給排水設備工事は、止水栓の交換から始めました。

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煙が出ているこちらの写真は、その作業中のモノです。

何をしているのか近寄って聞いてみました。

それは、炭酸ガスを使って、配管を凍らせ

水が噴き出ないようにしていたのです。

一戸建ての住宅の場合には、

排水は配管の勾配によって上から下へと流します。

そして給水は、給水管に水圧がかかっていて

その圧力によって水栓をひねると水が出るようになっているのです。

そのため、配管の途中を凍らせておくことで、止水栓を外しても

水が噴き出さないようになるそうです。

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近くには、ドライアイスが出来て転がっていました。

凍らせて、止水栓の交換が終わりましたら、

今度は水が出るか試験をするために手で配管を温めていました。

冷やしたり温めたりなかなか大変な作業です。