少し前にご紹介をしていて、間が空いてしまっていたのですが、
昨年末、高尾に完成をしました
「空が見える終の住処」のご紹介をいたします。
今回が最後になります。
最近では、マンション住まいの方が増えて、
広い玄関を望まれることが、以前に比べて少なくなっています。
そんな昨今ですが、今回のご要望は、
玄関の土間は狭く、玄関ホールは広くとのことでした。
そこで、犬の散歩に出かける準備がゆったりとできるくらいの
スペースを確保しました。玄関ホールの写真です。
正面右側の扉が、シューズボックスになっています。
扉を開けると、こんな感じになっています。
左の扉が、トイレの入口です。
この建物、近くの空き地に自分が住むとしたら・・・と
計画していたものをベースに、
クライアントの要望に沿うように細部をアレンジをしたものです。
「暮らしの手帖」編集長の松浦弥太郎さんも著書に書かれて
いましたが、「一日一回さわる」
それが叶うくらいの大きさの家が、
自分が住むにはちょうど良いと思っていまして、
今回の建物は、まさにそんなイメージに完成することが
出来たような気がしています。
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