今日も昨日に引き続き、耐力壁ジャパンカップのことです。
第3戦目は、
秋田職業能力開発短期大学校の「クロスファイヤー」。
貫を筋交いのようにやや斜めにして、交互に配置してあります。
足元はオーソドックスに金物による固定です。
もう一方の壁は、東北職業能力開発大学校の「ポリテクのX」。
こちらは、筋違いによる剛性と貫による粘りを
ひとつ壁に詰め込んであります。
そしてこちらは、非木材を使用していません。
秋田対東北の学生さん対決の結果は、
どちらも破壊することなく、水平変位の少なかった
左側、東北の「ポリテクのX」の勝利となりました。
この対戦カードでは、「ポリテクのX」の筋交いが
程よく効果を発揮していたように思います。
「クロスファイヤー」の斜めにした貫効果につきましては、
今ひとつ、私には解読できませんでした。残念です。