2009年に古い民家のリフォーム工事を行いました。
クライアントさんも気に入ってくださっていたのですが、
今回、海外へ転勤されることが決まりまして、
この家を賃貸住宅として貸し出すことになりました。
米軍用の賃貸住宅とのことで、貸し出すに当たっては、
エアコンが設置されていなければならないなどの条件があり、
その為の工事で、久しぶりにお邪魔しました。
クライアントさんは、すでに引越しを済ませていて、
中は、すっかりきれいになっていました。
そこで、引渡し時には時間がなくて撮れなかった部分の
写真を撮らせていただきましたので、ご紹介します。
全室、温水式の床暖房になっていますので、広い空間ですが、
ご主人は、冬でも短パンで暮らしていました。
北側のキッチンには、天窓を設け明るくしました。
床は、元々の桧の縁甲板を生かしたいとのご要望でしたので、
床下から床暖房と断熱材を施工してあります。
キッチンキャビネットは無垢のウォールナットで製作しました。
やや扉にあばれが見られますので、今回、調整をします。
次に住むことになるご家族にも愛されて、
末永く、大切にしてもらえることを祈りながら・・・。