念願の大平宿へ行ってきました。
大平は長野県の南端に近い飯田市にあります。
とは言いましても、市内とは名ばかりの山中にある弧村です。
この土日、長野地方は記録的な豪雨で
本当に辿り着けるのか不安になるほどのところでしたが
運転手に恵まれ無事到着することができました。
大平宿は、江戸時代中頃に茶屋宿として始まり
その後木地師の一統が入植し
大正時代以降は通常の山村として推移しましたが
残念なことに1970年集団移住となってしまいます。
その後現在に至るまでは、ボランティア活動を中心とした
自主的運動により、保存、修復されているのです。
詳しくは、http://sb-jin.seesaa.net/article/120785494.html
今回は、毎年8月の初めに開催されている
大平建築塾に参加をしてきました。
宿の掃除、障子紙のはりかえや建物の周辺整備を行い
民家の生活を体験しながら建築も学べるというものです。
2日間の参加でしたがとても価値ある体験ができました。