こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木の注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。
【1】 片付け好きの頭の中 「ワンアクション」
【2】 家づくり雑記帖 「施工事例―大きな屋根の家―」
(※申し訳ございません。こちらはメールマガジンの記事になります。WEB検索からお越しの方は、お手数ですが、こちらからご覧いただけますと幸いです。)
【3】 家づくりのいろは 「屋根―瓦屋根―」
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【1】 片付け好きの頭の中 「ワンアクション」
こんにちは、片付け好きの久保です。ある日、知人に自分の家の浴室排水口が酷く汚れていてショックを受けた話をしましたところ、「そうなんですよ、だから自分は忘れないようにiPhoneにスケジュールを入れています」との答えが帰って来ました。なるほど~一元管理するのはいいですね。これからの季節、臭いが発生しやすいですので、一度整理してみたいと思います。
さて、前回は手放すときが大切との話でしたが、これが手放すときに仕舞う場所が面倒くさいところにありますと、実行しにくくなると思います。そこで、今回は仕舞い方に注目します。
一番簡単に仕舞える方法は、オープン収納です。その場所まで行きさえすれば、あとは手放すだけです。ただし、このオープン収納はいつもきれいに見せるためには別の気遣いが必要になります。そこで、モノを持っている手とは反対のもう一方の手を使って、扉を開けるとか、引出を引くなどのひとつの動作を加えて仕舞う方法が一番面倒なく手放せる方法なのではないかと思っています。これが手に持っていたものを一旦置くなど、ツーアクションになると途端に面倒くさくなり、つい後回しにしてしまいたくなってしまうのです。
そこで、収納場所を考える時は、ワンアクションで仕舞える方法にしておくと、仕舞ってもらいやすくなるのではと思います。
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【2】 家づくり雑記帖 「建てた家 ―大きな屋根の家―」
こんにちは、設計の田中です。
今日は松匠創美の建てた家で「大きな屋根の家」について書きたいと思います。久保のブログで工事過程をご紹介させて頂いておりますので、合わせて読んで頂けると嬉しいです。
(久保のブログはこちらです)
クライアントとの出会いは、「まちを一望できる家」のご家族のご紹介でした。クライアントの住まいのイメージをお聞きし、そのイメージに合った土地を探すところからお手伝いをさせて頂きました。
家づくりのご希望は、親戚家族が一同に集まれるLDKとそれに接して土間、小上がりを設けたい。雨の日でも外に出られるようなテラスが欲しい。庭は親戚の子供達が家の周りを走り回れるようにし、駐車スペースは車4台が停められるようにしたいというものでした。
ご希望に合いそうな土地がいくつか見つかり、その中から選ばれた土地は、住宅街の南斜面の高台に位置している見晴らしも、日当たりも、風抜けも良い土地でした。東側道路からのアプローチで、南面には4.5m程低い隣地に2階建ての住宅が建っており、北と西側も同じく4.5m程低い道路で、四方に迫る物が全く無い、しかも遠くには海も見える場所でした。また、敷地の周囲が3面道路になっている等もあり、外壁に木の板を貼る事もできる敷地条件でした。
設計段階では、家の中で大きな面積を占め、1階に計画するLDK、土間、小上がり、テラスの位置関係や広さについて何度も打合せを重ね進めて行きました。
そうして完成した家は、東側道路に面した広い駐車スペースからアプローチして玄関ドアを開けると一坪のホールになっています。ホールから大きな引込戸を開けると、そのまま床続きで4帖の土間スペースになっています。
土間は、リビングと一体的に使う事も出来ますし、二つの掃出し窓で介したテラスとも一体に使えます。また、玄関から直接LDKが見えない様にと設けた先ほどのホールの引込戸を開け放すと、土間が玄関ホールとしても利用でき、冷気が入らない夏場に沢山の子供が集まっても、玄関で混雑を避けられそうな、とてもユーティリティーな空間に出来上がりました。
小上がりは、南西の角に計画し、LDKと土間が見渡せる気持ちのいい場所になる様に計画しました。大勢で食事をする時には、ダイニングの横でもあるのでお座敷としても使えるようになっています。
2階は、ご主人の趣味のスペースとしてのデスクコーナーと寝室を計画してありますが、この寝室やデスクコーナーからも家の中が見渡せるため、自由に遊ぶ子供たちが、時に度を過ぎた場合には、いつでも雷を落とせるようになっています。
「大きな屋根の家」は、親戚家族が集まるLDK、土間、小上がりに床暖房が設置されていて夏涼しく冬温かいスペースです。そしてその空間を大きな片流れの屋根が覆っています。引き渡し後に伺うと一つ屋根の下の一家団欒な感じでお住まいになってくれているので嬉しく感じています。
設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「建てた家 ―大きな屋根の家―」
松匠創美の「家づくりの考え方」http://bit.ly/1jGaFJU
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【3】 家づくりのいろは 「 屋根―瓦屋根― 」
こんにちは、千葉です。
一日の中でも温度差が激しい日が続き、体調を崩されている方も多いようです。しばらくは、羽織るものを持って外出したほうが良さそうですね。
今日の「家づくりのいろは」は前々回の板金屋根、前回の化粧スレート屋に続き、瓦屋根について勉強してみたいと思います。
前回のスレート屋根の多さには驚きましたが、次によく目にするのは、瓦屋根のような気がします。
この瓦の歴史は古く、中国で発明され、朝鮮半島を経て日本に伝えられたと言われているそうです。
瓦は耐久、耐火、耐熱、断熱性に優れ、スレート屋根や板金屋根のように、塗り替えのメンテナンスがほとんど必要ないのが、特徴のようです。
何故、塗り替えの必要がないのかというと、粘土で形成された瓦は、釉薬(ゆうやく)という上薬を瓦表面にかけて、約1,130度の高温の窯でおよそ10時間かけて焼成される焼き物で、この焼成により表面がガラス質になり、長期にわたって劣化や退色がほとんどないものになるそうです。この釉薬は様々な色も出し、雨水を通すのも防ぐようです。
メンテナンスはほとんどいらない瓦ですが、強風や揺れに弱いというデメリットがあるものの、瓦ひとつひとつが容易に取り外しが可能なため、取り換え、修理はしやすいそうです。
もうひとつ頭に入れておきたいことは、瓦自体の厚みは、おおよそ10~20mm程度とイメージ的には薄い印象を持ちますが、瓦屋根は建築基準法で重い屋根に分類されるので、軽い化粧スレート屋根や、板金屋根に比べ壁量を少し多くとる必要があるようです。
屋根シリーズはいかがでしたでしょうか?
屋根は外観の大きなポイントになると思いますので、それぞれの屋根の良さを比較しながら、見比べてみて下さい。
本日も最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆
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