こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木で注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。

【1】 こんな感じに過ごしています 「 はじまり 」

【2】 家づくり雑記帖 「施工事例-趣味を楽しむ家族の家 」
(※申し訳ございません。こちらはメールマガジンの記事になります。WEB検索からお越しの方は、お手数ですが、こちらからご覧いただけますと幸いです。)
【3】 家づくりのことば 「 ウォークインクローゼット 」

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【1】 こんな感じに過ごしています 「 始まり 」

こんにちは 野上です。

明けましておめでとうございます。今年も葉山やその周辺でのできごとなどを 皆さまにお話しできたらと思っています どうぞよろしくお願いします。

今年1回目のメールマガジンということで 昨年の1回目はどんな事を書いているのか 読みなおしてみました。すると 1月なのに葉山で雪が降り積もって驚いた・・という事が書いてありました。関東でも南に位置する葉山は比較的温暖な地域で 雪が降る事は年に1~2回程度あるかないかです。私の記憶を辿ると大抵が2月か3月の頃に 降っても直ぐ止むような軽い雪で 積もるようなことはあまりないはずでした・・しかし今年も1月に大雪が降りました。2年連続して葉山で大雪が降ったことには本当に驚きです。

しかも朝方降っていた雨が9時ごろ雪に変わり あっという間に数センチ積もったと思えば 今度は風がビュービューと唸り出したのです。あんな嵐のように吹き荒れる雪は 今までこの辺では体験したことがなかったように思います。

この日は祝日でお休みなので 前々から近所の友人夫婦達と おのおのの手造りカレーを持ち寄って新年会を開く約束をしていました。そんな約束がなければ外に出ないで家でおとなしくしていたいと思っていたのですが 仕方なく顔にバチバチと雪が当たるのを泣きつつも我慢して近所のスーパーへ買い出しに行き 「今日は中止ね。」と連絡が入ることをどこかで期待しながら そんな夢も叶わないままカレーを仕上げ また渋々と友人の家へと出かけて行きました。

でも いざ数種類のカレーや手造りシュウマイなどが集まったテーブルを目の前にすると 先ほどまでのネガティブな気持ちは吹雪と共に吹き飛んで そういえば 子供の頃は雪が降れば「雪だるまが作りたい」とか「坂道をソリで滑りたい」とか・・わくわくした気持ちを持っていたよねなんて言いながら コロッと雪に対しての気持ちも変わり お腹もいっぱいに食べて飲んで楽しい新年会となりました。

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そんな雪の日が終わった次の朝 道路に雪が残っていたので自転車通勤は諦め歩いて事務所へ行く途中 別の友人の家の前を通ると 門先にちょこんと雪だるまが飾られていました。大人になってもあの頃のままの気持ちを持ち続ける人がいるものだと・・あの吹雪を楽しむ心がある友人を ちょっと羨ましく思った一年の始まりでした。

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【2】 家づくり雑記帖 「 施工事例-趣味を楽しむ家族の家 」

こんにちは設計の田中です。
一昨日の関東地方の大雪は大変でした。
昨日は、朝まで続いていた高速道路の通行止めによって現場はお休みさせて頂きました。また、近くのクライアントからは、屋根からの落雪で樋が壊れてしまったと連絡がありました。同じような被害に合われた方がいらしたら、火災保険で修理費が出る場合がありますので保険会社に問い合わせしてみることをお勧めします。

さて今日は、松匠創美の建てた家で、久保のブログでも紹介させて頂いている
趣味を楽しむ家族の家」です。
今回のクライアントさんは四季折々で色々なアウトドアスポーツを楽しみ、家の中での生活も楽しむ、ご夫婦に双子の女の子と男の子のいる仲の良いご家族でした。

クライアントからの最初のご連絡は、購入を検討している土地があるので、要望が叶う土地か見て欲しいというものでした。最初の土地はご要望に合わなかったのですが、何度か検討して決まった土地は、細長い整形で、45度に方位が振れていますが、真南に傾斜している少し高台の土地です。
山を背負っていたので、日当たりも風通しも良く夏は涼しそうな土地でした。

家づくりに関するご要望は、ウィンドサーフィン、ボディボード、スキー、自転車、登山グッズ等のアウトドアグッズを入れる収納。ワンボックス車が入る車庫。LDKの近くに子供の勉強とご主人の書斎を兼ねたデスクコーナー。奥様の洋裁コーナー。キッチンはオープンタイプで家のどこかに吹抜を設けたい。また、アウトドア用具の部屋干しスペースが必要で、お客さんの目に入らない位置に設けたい等でした。

1回目のプランで方向性を気に入って頂き、少しの間取り修正と役所の指導による駐車場計画の変更を加えてプランは決定しました。
道路面に元々の斜面を利用して造ったワンボックス車が入る駐車場とアウトドアグッズをしまえる倉庫を設け。駐車場の上のウッドデッキには玄関アプローチから入れるようになっていてご主人のご要望のウィンドサーフィンのボード等を洗えるようになっています。
内部は、LDKを1階の1番良い南東に細長くに設け、そのLDKと並ぶ様に北西側に、洗面脱衣室、浴室、玄関、階段、デスクコーナーと並んで計画しました。洗面脱衣室とリビングは先ほどのウッドデッキと直接出入り出来るようになっているので、海で遊んだ後はシャワーを直ぐに浴びられる様になっています。洗濯物も干ししたり、取り込んだりが直ぐ出来る動線になっています。

キッチンに立つと、子供達の遊び場になっているウッドデッキ、リビング、ダイニングが見渡すことができ、キッチンの横にはデスクコーナーも計画されています。
奥様の趣味の洋裁コーナーはデスクコーナーを通り抜けたキッチンのそのまた奥に配置されていて、小窓でLDKともつながっています。小窓は洋裁作業が途中でも人目に付かず、風通しが可能なように計画しました。

2階は、LDKの上部の吹抜廻りにワンルームの子供室、アウトドア用品の部屋干しスペース、その上のロフトが計画されています。主寝室もロフトを介して子供室、吹抜とつながっていますので、空気は常に流れ、いつも家族を感じて暮らせるようになっています。

今回の「趣味を楽しむ家族の家」は、色々なスペースがつながっていて、どこにいても子供達の方からも親を感じられます。そのためご夫婦は、好奇心旺盛な子供達が柱によじ登ったり、ウッドデッキデで遊んだり、ピアノを披露してくれたり、勉強する度に、子供の方から「見て見て」と顔を覗かせたり、「なんで?なんで?」と駆け寄ってきて、その対応にお忙しくしているのではないかと、想像しています。

 

設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方」、「松匠創美の建てた家

 

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【3】 家づくりのことば

私(野上)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う建築用語がたくさんあります。なんとなく聞き覚えのある言葉や初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。

○ ウォークインクローゼット

昨年に結婚して主人が元々暮らしていたマンションに移り住むようになり、なんとか新しい暮らしにも馴染んできたところですが、未だにうまく使いこなせない空間があります。 それがウォークインクローゼットです。私は以前「ウォーキングクローゼット」と言ってしまい久保に驚かれたことがあるのですが、歩く収納・・ではもちろんなくて、人が中に入って衣類を出し入れできる収納部屋の事です。

昨年紹介しました「納戸」は、部屋の中に衣類用タンスや家財道具などを入れての使用になるのですが、ウォークインクローゼットの場合は枕棚やハンガーパイプ、抽斗などが作り付けられていて、扉を開けると部屋の壁に沿って衣類が収納できて、その場で着替えもできるほどの広さがあり便利です。

しかし、私はこの動作が未だに身につきません。どうしても、今日着る物を隣りの部屋までわざわざ持ち出して着替えをしてしまいます。衣類や靴・小物類を一箇所にまとめて収納できるウォークインクローゼットは 面倒くさがりの私には夢の様な収納スペースなのですが 長年の習慣はなかなか抜けないようです。

○ ウォークインクローゼット(WIC)

人が直接出入りし、物品の取出し、保管ができる収納室、主に、衣類の収納の為の室をいうが、食器、器物などを入れる室をいうこともある。 「建築学用語辞典 岩波書店 より」

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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆

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