こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉・湘南エリアで無垢の木で注文住宅を建ててきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
今日の目次は下記です。どうぞ宜しくお願い致します。
【1】 こんな感じに過ごしています 「 年の初めに思うこと 」
【2】 家づくり雑記帖 「 復興支援・住宅エコポイント 」
【3】 家づくりのことば 「 ピンカド 」
――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――
【1】 こんな感じに過ごしています
こんにちは 田村です。
松匠創美のメールマガジンは3回目の年を越すことができました。今年も毎月2回お届けしますので どうぞよろしくお願いします。
先週の金曜の朝 いつものように決まった時間に起きて部屋のカーテンを開けると 雪が音もなく深々と降っていました。
この数日間 いつ雪が降ってもおかしくないような寒さが続いていましたが 不意をつかれたお天気に思い切り驚いてしまいました。
驚いたと言うより「困った」と言うべきかもしれません。
自転車で通勤している私は 雪や大雨が降ると走行に危険という理由で 自転車には乗らずに 歩くかバスに乗る事にしています。
しかし 自転車なら10分~15分で着けるところを バスだと20分以上(渋滞にはまるので) 歩きだとはりきっても30分はかかってしまいます。
ですから 大雪では自転車に乗れませんので「決まった時間」より 数十分早く起きないと遅刻してしまうのです。
結局この日は祈るようにバスに乗りましたが 5分ほど遅刻してしまいました。
そんな事があると いつも考えるのは・・人が一人歩けるほどの歩道しかない道幅の狭い主要道路を なんとか車も歩行者も自転車も安心して通行することができる幅にして欲しい。そうしたら大きなトラックやバスの脇を恐る恐る通り抜けながら走らずに済んで 多少の雨や雪が降っても自転車で通えるのに・・と思うのです。
ただその反面『葉山のこみち』という本が出版されるほど 車も通らない迷路のような路地や裏道を ずっと大切に残して欲しいとも思っています。
「ここを抜けると何処につながるのか どんな景色が見られるのか・・」そうやってワクワクしながら散歩ができるのも葉山の大きな魅力のひとつだと思うからです。
歳を重ねるごとに(葉山の)友人とは そんな町の魅力や問題点など これからの葉山について話す機会が増えました。
いつまでも残したい景色には手を加え過ぎず また住人が安心して暮らせるような環境整備をし「やっぱり葉山で暮らしてよかった。」と思いつづけられるよう 「いつかは葉山に住んでみたいな。」と思ってもらえるような町に 私たちが協力し合っていけたらいいなぁと 年の初めに思うのでした。
――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――
【2】「復興支援・住宅エコポイント」
こんにちは、設計の田中です。
住宅エコポイントは昨年7月31日をもって終了しましたが、新たに復興支援・住宅エコポイントが始まりました。
そこで今日は、復興支援・住宅エコポイントについて紹介したいと思います。
国土交通省の復興支援・住宅エコポイントの概要には、復興支援・住宅エコポイントとは、地球温暖化対策の推進に資する住宅の省エネ化、住宅市場の活性化、東日本大震災の被災地復興支援のため、エコ住宅の新築またはエコリフォームをした場合にポイントが発行され、そのポイントを被災地の商品やエコ商品等と交換できる制度となっています。と書かれています。
ポイント発行の対象になる工事は、省エネルギーの基準を満たした新築住宅と、断熱改修やバリアフリー工事、省エネ設備の設置などのリフォームですが、昨年までの住宅エコポイントとの違いは大きく2つあります。
1つは発行されるポイントの数。もう1つはポイントの交換対象商品に被災地の商品が加えられた点です。
発行されるエコポイント数については、新築の場合、被災地ですと今までと変わらず30万ポイント。
その他の地域は上限15万ポイントとなっています。また、昨年までの住宅エコポイントにあった太陽光利用システムを設置した場合の+2万ポイント追加については継続となっています。
リフォームの場合は、全国上限30万ポイントは変わりませんが、ポイントを別途加算できる工事の種類が増えました。
前回までのバリアフリー工事で5万ポイント、省エネ住宅設備の設置で2万ポイントの加算に加えて、耐震改修工事で15万ポイント。リフォーム瑕疵担保保険加入で1万ポイントが最大で加算できるようになりました。
次に、ポイントの交換対象商品についてです。
発行されたポイントのうち半分以上は、被災地の復興支援商品に交換できるようになり、残りの半分までは今まで通りのエコ商品に交換又は追加工事費に即時交換ができます。
因みに復興支援商品は、被災地の特産品や被災地への寄付となっています。
例えば、耐震改修を伴うリフォーム工事の場合、リフォームで最大30万ポイントの発行に耐震改修工事で最大15万ポイント加算で45万ポイントの発行になります。
そのうち半分の22万5千ポイント以上を復興支援商品と交換し、残りの22万5千ポイント以下をエコ商品や追加工事に即時交換できる。ということです。
最後に、対象となる工事の期間です。
新築の場合、平成23年10月21日~平成24年10月31日に建築着工したもの。
リフォームは平成23年11月21日~平成24年10月31日に建築着工したものです。
新築の場合のポイント発行数は減ってしまいましたが、リフォーム工事は耐震改修も含めて考えるとポイント発行数は増えました。
また、耐震改修工事の場合は各市町村で用意している補助金もあり、併用も可能だそうです。
エコポイントと補助金を利用して住み継ぐ家が増えていくと良いなと思います。
設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方」
――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――
【3】 家づくりのことば
私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う建築用語が たくさんあります。
なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。
○ピンカド
久保の口からこのことばを聞いた時 意味はわからないけれどその響きに魅かれたのと同時に さらっと私も普段使いしてみたいと思う衝動に駆られました。
会話の横で早々意味を調べてみると「直角」のことを「ピン角」と言うのだとわかりました。
普段使えそうだし どんな時に使えるかと妄想してみます。例えば 道を聞かれた際に「この先の交差点を右方向ピン角に曲がって下さい。」というのはどうでしょう?ちょっと強引ですが(笑)
業界用語を 何気なく使いこなせたらかっこがいいなと日々思っています。松匠創美に去年から新しく大工見習いが入りました。彼も今は毎日が新鮮
で解らないことが多いと思いますが そのうちに「ピン角」も使いこなすようになるのが楽しみでもあり 羨ましくもあります。
私も建築用語をたくさん紹介できるよう 今年も務めてまいります。
○ピン角 = 直角のこと 部位や部材の角が直角であることを表します。
――――――――――――――――――――――・・□■
■□・・――――――――――――――――――――――
☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい
有限会社 松匠創美
https://hayama-ie.jp
▲身近な写真と共にブログ更新中
〒240-0112 神奈川県三浦群葉山町堀内785-4
Copyright (C) 2012 松匠創美 All rights reserved.