■ 第23号 ■
■□・・―――――――――――――――――2010年06月09日
木の家を知る・建てる・暮らす
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□こんな感じに過ごしてます・・・
こんにちは 田村です。
友達の引っ越しやお誕生日などの贈り物を考えるときに 時々行くお店が東京の千駄ヶ谷にあります。
「SHIZEN」さんと言う“うつわギャラリー・カフェバー”のお店です。
私はうつわのことは詳しくわかりませんが 色々な作家さんの個性豊かな作品がバランス良く置かれているのを見ながら ついつい「これでごはん食べたらおいしそ~♪」なんて考えて とても楽しくなってしまいます。
自分用に買って帰りたいのですが なにせ実家暮らしですから「これ以上増やしてどうするの!!」と言われてしまうのが落ちなので 友人の家に「贈り物」と言う形で置かせてもらい 自分が遊びに行く時は遠慮なく使ってしまえ という魂胆で選んで買っていきます(笑)
そして 今月は私の相方の誕生日。
彼は葉山で独り暮らしをしています。 料理をすることが好きで うつわもせっせと好きなものを集めています。
そこに「ほら これもあるといいよっ!」と様子をうかがいながら なにかと私が欲しかった物を侵攻させていますので 今回もうつわをプレゼントしようとSHIZENさんへと出かけました。
陶磁器 ガラス 金属 や 木工 漆器・・紙 布などの食器類が並ぶ店内を 2周~3周している時 ふっと腰をあげて目に入ってきたモノに「これだ!」と 心奪われてしまいました(笑)
それは うつわでは無く サビた鉄などの古材を使った手作りの卓上ランプなのですが 3種類置かれているなかの1台が 古い自転車のクラクションとギアを組み合わせて作られたモノでした。(ランプの傘がクラクションで、台座がギアでできています。クラクション部分は鳴らすことができます!)
うつわも好きな彼ですが 自転車はそれ以上に大好きな存在で いつか葉山で“自転車のイベントを開きたい!”と言っているくらい(笑)なので 喜ばないはずはないと思い「うつわの神さま、自転車の神さま お導きありがとうございますっ」とニヤニヤしながら 店員さんに「贈り物用でお願いします。」とお願いしていました。
ラッピングの際に「こちらの作家さんの個展などお知らせしましょうか?」
と聞かれたので どういった作家さんか聞いてみると 逗子(逗子市)に在住の作家さん(鳴海輝男さん)だということで 「近くなのでぜひ教えてください!」と 本当に驚いてしまいました。
あれこれ迷わずに 気に入ったモノが見つかった嬉しさと なんだか不思議な導きに 驚きの一日でした。
まぁ 私の相方への愛情が 天の神さまに伝わったということですよね??
それが 相方にも伝わるといいんですけど・・(笑)
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こんにちは、設計の田中です。
6月から、確認申請の手続きの運用が改善されたので、その内容についての講習会に先日、行ってきました(ブログはこちら)。
内容は、耐震偽装の発覚以来、軽微なものを除き、確認申請後の計画の変更は、工事をストップして、確認申請の提出からやり直しをしなければなりませんでしたが住宅程度の規模の建物であれば、随時、届出を出せば良いことになりました。
例えば、シラス左官壁の外壁の一部を板張りに変更したいと、工事中に思った場合なども工事がストップすることなく、届出だけで済むということです。
また、同時に昨年の9月に変わった増築に関する新制度についての説明もありました。
こちらについても良い改正だと思ったので、紹介したいと思います。
一般的に既存建物を増築する場合には、増改築申請が必要になります。
増改築申請では、既存建物の部分も今の法律に合わせて改善しなさいという基本的な考え方になっています。
(法律の内容は、度々改正され、徐々に厳しくなっている)
そのため、洗面脱衣室と浴室を広くしたい場合であっても、その他の間取りを変える必要のない部分の構造も補強しなければならなくなり(筋違いの追加、柱や梁、筋違いの金物での固定など)結果、家全体を改修する大規模工事となっていました。
5年前に一部制度が改正され、既存建物と増築する部分をそれぞれ複雑な構造計算により安全を確かめれば、このような大規模な工事にならんくてもすむようになったのですが、これも余り現実的ではありませんでした。
しかし新制度は、既存建物部分と増築部分の構造の、安全の確認方法が新たに追加され、増築をしやすくなりました。
少しづつ、制度が「住み継ぐ家」を奨励する方向へ変わっている
ようで、嬉しいです。
設計:久保歩美・田中伸二
松匠創美の「家づくりの考え方」
松匠創美の「住み継ぐ家」
久保のブログ
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□家づくりのことば・・
私(田村)が 事務所内で飛び交う会話の中に「今のは何だろう?」と思う建築用語が たくさんあります。
なんとなく聞き覚えのある言葉や 初めて耳にする言葉などをここで少し紹介したいとおもいます。
○フィックス
松匠創美は、オフィス兼モデルハウスになっていますので、予めご連絡をいただければ、どなたにでも見学をしていただけます。(ちょっと宣伝です・・笑)
先日も、Webページをご覧になりお問い合わせ頂いたご夫婦が、お越し下さいました。
実は奥さまは、何度かお一人でご相談にいらっしゃっていましたので、「そろそろ主人も連れて行きますね。」と、今回お二人揃っての見学です。
久保が事務所内を案内している時に、2階から吹抜を通して聞こえてきた会話でのことです。
「あらっ、片側はフィックス窓なのね、素敵ですね。」
PCに向かいながら聞いていた私は「えっ?」と小声がでるほど、驚いてしまいました。と同時に、隣りの席からも「おぉ」とつぶやく声がしたので、「フィックスって、どの窓のこと?」と聞くと、バルコニーへ出る2面の窓
の片一方が固定されている窓なのですが、それが「FIX窓」だと教えてくれました。
お恥ずかしながら「FIX窓」とは 最近伝票上でよく見ていたものの、それが事務所で使われている窓だったなんて・・・知りませんでした(汗)
「田村さんももっと勉強しなくちゃね(笑)」と 驚いている私の顔をみて つっこまれてしまいました。
・・・おっしゃる通りです。
○FIX(FIX窓)=ガラスを固定した「はめ殺し窓」と呼ばれるもので、
開閉ができない窓のことをいう。
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☆お付き合いいただきまして ありがとうございます☆
出会い・つながる・木の住まい
有限会社 松匠創美
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▲身近な写真と共にブログ更新中
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