こんにちは。
葉山・逗子・鎌倉を中心に無垢の木と自然素材で注文住宅とリフォームをしてきた工務店【松匠創美(まつしょうそうみ)】です。
２０２０年最後のメルマガになりました。
新型コロナウィルスも第三波の猛威に加えて変異種が国内で発見されるなど、未だ先が見えない毎日ですので、この年末年始はウィルスに注意しながら新しい年の家づくりに備えたいと思います。
今日のメルマガは、家づくりを計画中のご家族のお手伝いになればと思い「注文住宅の分類」について書いてみたいと思います。
一般に新築の戸建て住宅というと、分譲住宅(建売住宅、売建住宅)と注文住宅に分けられます。既に建っている住宅を土地付きで買うのが分譲住宅、一方で土地を購入するのとは別に、好みのデザインや間取りを注文して家を建てるのが注文住宅です。
建替えや、良い土地が見つかり注文住宅で家を建てようと思ったときに、次はどこの会社に依頼するか考えると思います。ハウスメーカーに依頼するのか、建築家に設計を依頼するのか、それとも地元の工務店に依頼するのか、迷うところではないでしょうか。そこで今日はその３つの特徴についてまとめて行きたいと思います。
一般的にハウスメーカーとは、支社や営業所などを構え、広範囲で住宅を専門に供給する建設会社です。各社それぞれが特色をもったデザインや構造を商品開発していて、いわゆる大企業です。家づくりでは、営業担当の方が窓口となって、デザインや間取りの打ち合わせをして行きます。設備機器選びや内装の色選びなどは標準のものから選択しますが、標準以外の物もオプションとして選択が出来る場合があります。設計図の作成は最小限でマニュアルによって家づくりが行われます。それでも住宅の質としては、職人によってのムラの少ない一定の水準が保たれるように開発されていて、特に構造強度には各社力を入れていて信頼性が高いですが、近年人気の自然素材は職人の技術差が出やすいため、選択肢に含まれていない事が多いです。
建築家に依頼した場合は、デザインや設計するのはその建築家の設計事務所になりますが、工事するのは工務店です。設計事務所では、設計図を多く描くことで、普通には気づかないようなところにまで、きめ細やかな配慮を施します。設計が固まってくると、工務店数社に合い見積りを依頼し、建て主にコストと技術面からお勧めの工務店を絞るところまでサポートしてくれます。工務店との工事契約は、建て主と工務店が直に結びます。優れたデザイン力の設計事務所と、それを実現する技術力の高い工務店との組み合わせになると頼もしいのですが、予算オーバーになる事や設計変更が必要になる事も多いです。
工務店は、工事を得意とする会社です。最近では自社の設計力を活かした会社も増えました。工務店の規模や営業範囲が会社によって様々な上に、近年は自然素材の利用も増えたため、工務店同士を比較する場合に、それぞれの会社の特徴を見分けるのが難しくなってきたように思います。比較する時に一つのヒントとなるのが、ハウスメーカーと工務店の間の「ビルダー」という位置づけです。ビルダーは住宅を専門とし年間１０棟から１００棟を施工する工務店です。目標年間棟数を限られた人員で達成する為に、図面の省略化や施工の標準化をしている事もあります。それに対して、ビルダーに含まれてこないのが一般的なイメージに近いところの地場の工務店です。地場の工務店の最大の特徴は、建て主により近いところでコミュニケーションをとる事が出来るところです。しかし、技術力には各社差があり、その判断は難しいところです。
注文住宅の依頼先を考える時、参考にしてみてください。
松匠創美は、設計事務所＋大工から始めた地場の工務店です。ご家族と一緒に考え、その一棟の為の図面を数十枚描き、無垢の木の家を建ててきた熟練の大工が手造りをするのが特徴です。
年明けまして１月９日（土）から１１（月）はモデルハウス見学会を開催していますので、是非お申し込み願います。
☆最後までお付き合いいただきまして ありがとうございます☆
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