今年が終わってしまわない内に11月に行われました
ウォン・ウィンツァン ピアノコンサート
with 金子飛鳥ストリングス
のことについて触れておきたいと思います。
会場の浜離宮朝日ホールへは今回が初めての訪問でしたが、
文化の香りのする良い雰囲気のホールでした。
ウォン・ウィンツァンを聴くようになったのは、
1996年頃ですので、もう20年位前になります。
知人に勧められ生の演奏を聴きに行き、
瞑想のピアニストと呼ばれている通り、
内へと染み込むようであり、悠久の遥か彼方へと
飛んでいくような不思議な世界に惹かれました。
時折、今回のように生の演奏を聴きに行く傍ら、
日常生活の中でもEテレ「こころの時代」や
NHK「目撃!にっぽん」のテーマ曲などで
触れる機会も多くあります。
そのウォンさんが今年の春、佐野元春さんとの共演で
アンプリファイド・ヴァイオリンの素晴らしい演奏を
披露して下さった金子飛鳥さん率いるストリングスと
共演されるとのことでとても楽しみに出掛けました。
金子飛鳥ストリングスは金子飛鳥さんに加え、
第一ヴァイオリン5名、第二ヴァイオリン4名、
ヴィオラ3名、チェロ2名、コントラバス1名の構成。
このくらいの人数ですと、一人一人の奏でる音の違いが、
自分のような素人にも分かり、とても楽しく聴くことが出来ました。
座席が最前列中央とある意味、恵まれておりましたが、
ウォンさんの手元は見えず、欲を言えば少し残念でした。
ウォンさんこのホールでのコンサートは今回が最後とのこと。
来年からは、また少し違ったアプローチで
楽しませてくれるそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。