連休の中日、日曜日に渋谷のBunkamura オーチャードホールで
フラメンコ界きっての馨しいエトワールと称される
エバ・ジェルバブエナ フラメンコ舞踊団の公演を観に
台風18号の進路を気にしつつ、出掛けて来ました。
この日の演目は『Apariencias(アパリエンシアス)仮面』
Aparienciasには外観、見せかけと言う意味があるそうです。
3年ぶりの来日公演、前回2014年に来日した際のことは、
こちらで少し触れております。
その難解だった前回公演の『雨』に比べますと
『Apariencias仮面』は、眉間にしわを寄せることなく、
観る事の出来る演目で、楽しめました。
特に男性たちの活躍が素晴らしく、
スペイン国立バレエ団出身のバイラオール(男性踊り手)
2人をはじめ、4人のバイラオールたちによる
コンテンポラリーで美しく切れのある動きや
カンタオール(男性歌手)の豊かな声量による歌が、
全体を引き締めてくれていたように思います。
そんな中、有機的なマントーン(大判のショール)による
エバの踊りには、うっとりとさせてもらいました。
明日は秋分の日、昼と夜の長さが同じになります。
これからは昼の時間の方が短くなっていくかと思いますと
寂しい気持ちに襲われております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。