今日は少し時間が経ってしまいましたが、

7月に木造建築物の防耐火設計について学ぶ講習会で

見学をして来ました防火木造建築のご紹介になります。

1件目の春日部から移動し、向かったのは越谷にある、

2016年3月に竣工したポラス建築技術訓練校です。

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松匠創美が普段建てている工法と同じ、木造軸組工法の

地上3階建ての事務所棟と地上1階建ての実習棟があります。

ポラス建築技術訓練校と言えば、木造耐力壁ジャパンカップへ

毎年参加されていることで、なじみ深い学校です。

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国交省の『平成27年度 サステナブル建築物等先導事業

(木造先導型)』に採択され、再生可能な循環資源である

木材を大量に使用する、大規模な木造建築物等の普及啓発を

図ることを目的としてた補助事業として、建築されました。

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1時間準耐火構造(燃えにくさ)を要求されている建物で、

一般に流通している集成材を使用し、木造先導型にふさわしい

木造らしさを表現するために構造部材である木材を

なるべく見せたいと言うことにより、防耐火性能を

載荷加熱実験により検証し設計しているそうです。

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実際の燃え方をこうして確認することが出来るのは、

とても素晴らしいことです。

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平屋の実習棟は、最大30mX12mの大空間を

一般流通集成材で建築されていました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。