先週末は、木造建築の防耐火設計についての
講習会へ参加して来ました。
平成22年に「公共建築物等における木材の利用の
促進に関する法律」が施行されたことから、
保育園や幼稚園、高齢者施設などの中・大規模の建築物も
木造で建築されたりすることが徐々に増えてきました。
しかし、規模が大きくなれば防耐火の規制は厳しくなり、
燃えにくい設計が要求されます。
そのため、燃えにくい素材で造った方が面倒がなく、
木質化が進みにくい要因にもなっています。
(今年、2つ目が咲きました。)
糸魚川の大火でもそうでしたが、
まさに木造建築物の弱点は、火に弱いという点です。
そこで、どのように火災は広がるのか、
どこに気を付けて設計をすれば燃えにくくできるのか、
実験結果などから導かれた手法を教えて頂ける
貴重な機会ですので、しっかりと学び、
日々の設計に生かしたいと思っています。
5回シリーズの初回の今回は、概論ということでしたが、
法律と正面からがっぷり四つに組み合う気概が感じられる
内容で、目から鱗が落ちました。
これから残り4回も楽しみです。
昨晩、満月だったので撮ってみましたが、
ぼやけていて、満月か判別不能でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。