今日は昨日に引き続き、先日出掛けた軽井沢で
立ち寄りましたペイネ美術館のご紹介です。
この美術館、建築家アントニン・レーモンドさんが、
昭和8年にご自身の別荘兼アトリエとして建てられた
「軽井沢・夏の家」を1986年7月に塩沢湖のほとりへ
移築復元したものです。
元々、夏の家と言うことで、大きな窓が沢山あり
開放的な造りの建物なのですが、
現在は美術館ということで、塞いで使用しているため
本来の建物の居住性を感じることは難しいです。
1室のみ窓が開かれていて、
少しだけ当時の雰囲気を感じることが出来ます。
ただ、現在の使用状況にあまり愛が感じられず、
ちょっと寂しい感じがしてしまいました。
一方、美術館としましては、かわいい恋人たちを描く
フランス人画家 レイモン・ペイネさんの原画やリトグラフ、
愛用の画材などが多数展示されています。
これまで、ほとんど興味を向けたことのなかった画家ですが、
実際に作品を拝見しまして、流石は愛の国の方です。
とてもロマンチックではありますが、子供向けでなく
あくまでも大人の作品であるということを知りました。
開館30周年を記念して展示されていた原画作品は
特に素晴らしく、詩的な作品に感動しました。
建物を拝見しに行ったのですが、
ペイネさんの素晴らしさも知ることが出来良かったです。
師走の週末、どうぞ有意義にお過ごし下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。