市役所や町役場の建築指導課に行きますと
建築概要書の閲覧をすることができます。
建築概要書とは、建築確認申請の際に提出する書類で、
建築計画の概略がまとめられているものです。
建築主、設計者、工事施工者、建物の主要用途、
敷地面積、延べ床面積、構造、建築物の概要及び
付近見取図と配置図等が記載されています。
(写真は神奈川県庁本庁舎 通称キングの塔の前の大木)
新築の建物を設計する際に資料のひとつとして、
計画敷地周辺の建物の概要書を取ります。
今日は、藤沢市役所へ概要書の閲覧に行ってきました。
この概要書は、閲覧するだけでなく
写しを購入することが可能でして、
藤沢市では1枚10円と比較的お安かったので、
「田中がもっと高くした方がいいんじゃないですか」と申しますと
4月1日からは1部400円になりますので、
「今のうちに必要なものがあれば
取っておいた方がいいですよ」と教えて下さいました。
年代により概要書の枚数に違いはあるのですが、
1軒分は概ね2枚~4枚ですので、
4月からは40円が400円へと跳ね上がることになります。
今回はかなりの件数分必要でしたので、
値上がり前でたいへん助かりました。
あまり古いと保存されていない場合もありますが、
気になる近隣の建築物の情報が必要な時には、
その地域の建築指導課へ行って尋ねてみて下さい。
閲覧だけでしたら無料です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。