市役所や町役場の建築指導課に行きますと

建築概要書の閲覧をすることができます。

建築概要書とは、建築確認申請の際に提出する書類で、

建築計画の概略がまとめられているものです。

建築主、設計者、工事施工者、建物の主要用途、

敷地面積、延べ床面積、構造、建築物の概要及び

付近見取図と配置図等が記載されています。

2011_0209AQ

(写真は神奈川県庁本庁舎 通称キングの塔の前の大木)

新築の建物を設計する際に資料のひとつとして、

計画敷地周辺の建物の概要書を取ります。

今日は、藤沢市役所へ概要書の閲覧に行ってきました。

この概要書は、閲覧するだけでなく

写しを購入することが可能でして、

藤沢市では1枚10円と比較的お安かったので、

「田中がもっと高くした方がいいんじゃないですか」と申しますと

4月1日からは1部400円になりますので、

「今のうちに必要なものがあれば

取っておいた方がいいですよ」と教えて下さいました。

年代により概要書の枚数に違いはあるのですが、

1軒分は概ね2枚~4枚ですので、

4月からは40円が400円へと跳ね上がることになります。

今回はかなりの件数分必要でしたので、

値上がり前でたいへん助かりました。

 

あまり古いと保存されていない場合もありますが、

気になる近隣の建築物の情報が必要な時には、

その地域の建築指導課へ行って尋ねてみて下さい。

閲覧だけでしたら無料です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。