昨日は、佐野元春さんの35周年記念コンサートでした。
オールタイムベストな選曲でしたので、
前半は、いろいろなことを思い出しながら、聴いていました。
まだいろいろな意味で未熟だった頃、人生で一度だけ、
これまで信じてきたこと全を木端微塵に打ち砕かれ
生きていくことに絶望した時期がありました。
その頃は9階建てのオフィスの8階で仕事をしていたのですが、
仕事をしていると屋上の方から
「こっちへ来て、ここから飛び降りたら、自由になれるよ」
とささやく声が聞こえて来るという日々でした。
屋上から飛び降りる時には、パラシュートを付けて飛ぶようにと
冗談交じりに諭してくれた友がいた事と、その頃発売された
佐野さんのアルバムがあったことで、私は今もこうして
家づくりの仕事に邁進できる生活を送ることができているのだと、
改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
悔しかったのは、先週火曜日から風邪を引き始め、
急な気圧の変化により喘息が誘発され、最悪の体調でした。
インターバルを挟まない3時間超えのコンサートでしたので、
後半は立っているのもやっとの状態で、最後は立ってもいられず、
着席のままのアンコールは、
遠くの方に佐野さんの声が聞こえてました。
来年3月のファイナルは万全の体調で臨みたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。