連休最終日、サッカー観戦の前に、久しぶりに映画を観ました。
観たのはアカデミー賞3部門受賞した『セッション』です。
後半は、ぎゅっと握りしめた手に力が入りっぱなしで、
エンディングを迎えてもしばらくその緊迫感が抜けませんでした。
映画作品としましては、粗削りといいますか、
伏線が稚拙で取って着けたような部分が
なくもありませんでしたが、勢いで魅せる映画です。
アメリカのTVドラマでお気に入りの『クローザー』に出演していた
J・K・Simmonsがアカデミー賞の助演男優賞を受賞した作品
ということで、その演技も楽しみにしていましたが、
こちらは正に、はまり役でした。上手いです。
好みの分かれる作品かもしれませんが、
映画の中のあのシーンの示す意味は、どう言うことだったか…
と映画を観終えて話が盛り上がる余地があり、
含みがあり、受け手によってその意味が変わり、
いろいろな感じ方ができるところが、
とてもいい作品だったと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。