東京ミッドタウンは六本木アートトライアングルのひとつ、
サントリー美術館がある以外にも
21_21DESIGN SIGHT、フジフイルム スクエアなどの
アート・デザイン関連の施設が充実しています。
日曜日は折角いつもよりも早くBillboardへ向かいましたので、
21_21DESIGN SIGHTで今月いっぱい開催されております
企画展「単位展―あれくらい それくらい どれくらい?」へ。
展示は、原則撮影可でした。
1円玉は1枚2cmと聞いたことがありましたが、
千円札のことは知りませんでした。
私達が良く使用する単位の1間(6尺)は、
千円札12枚、12,000円で示すことができると言うことです。
単位を感じたり、体感したり。
全体の展示は、単位をテーマに様々なアプローチで、
どちらかと言うと単位を遊ぶと言った内容でした。
もう少し掘り下げた内容を期待しておりましたので、
今一歩、楽しめず。意外に早く観終えてしまいました。
そこで、フジフイルム スクエアへも行ってみることに。
知られざる日本芸術写真のパイオニア 塩谷定好作品展
「わたしの写真、自然をしたう、
と申しますか、自然のこころを、私の心として写すことに
専念してきたと思うのです」
『塩谷定好名作集』 1975年日本写真出版より
正に、写真からそのこころが伝わって来て、
作品に釘ずけになりました。
塩谷定好さんは、昭和元年に『アサヒカメラ』創刊号
第1回月例コンテストで1等に入賞し、
カメラが非常に高価だった時代に
芸術写真の草分けとして活躍された方と、
今回、初めて知ることができました。
入場無料、25点と小規模の作品展ですが、
7月いっぱい開催されていますので、お勧めです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。