今日は、ここ最近に読んだ本の中から
気になったものをご紹介している続きになります。
『スマートサイジング 価値あるものを探す人生』
著:タミー・ストローベル
訳:増田沙奈
この本は、アメリカに暮らしているご夫婦が、
二人で2ベットルーム110㎡の生活から段階を経て
最終的には、2.4mX4.8m約11.5㎡(スタートの1/10!)の
タイニーハウスに行き着くまでの過程を描いた本です。
アメリカでスモールハウスと言いますと、日本の首都圏に建つ
標準的な住宅よりも広いということ。
これを前提に読み進めますとご夫妻が
決断に要した葛藤がより伝わってくると思います。
とてもアメリカ的な思考が随所に見られるところが、
日本で人気のある断捨離のノウハウ本とは、
切り口が違っていて、興味深く読むことができます。
また、著者は経済学の学士号を持ち、
資産運用の仕事をしていた経験をお持ちということで、
経済面からの話も多く、新鮮に読めました。
自分にとって価値あるものを知ることができたら、
そんな気持ちが沸き上がってくる本でした。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。