ひと月ほど前になりますが、エバ・ジェルバブエナ フラメンコ舞踊団の
『雨』 を日本初演と言うことで、新宿文化センターで観て来ました。
この『雨』は、エバ・ジェルバブエナの憂鬱から生まれたという。
通じ合うことのできないもどかしさや悲しさをテーマにした作品。
始まりは、コンテンポラリー、重苦しい空気で幕が開きます。
演劇的要素が散りばめられ、次第にフラメンコの世界へ
華やかで楽しい雰囲気に盛り上がり、
最後は、再び孤独な静寂へ。
確かな技術と、豊かな表現力によって
あらゆる感情が心を揺さぶる傑作でした。
そして、先週末は昨年の公演が素晴らしかった
ロシオ・モリーナ舞踊団のー10年の軌跡ー(世界初演)
を観る予定でしたが、見逃してしまいました。
今年は、既に見逃した公演が3つ。
万が一、行けなくなった時に備えてチケットに掛ける保険に
加入することも検討した方が良いかもしれません。