昨日に引き続き今日は、木造耐力壁ジャパンカップの
準決勝、第2試合の対戦のご紹介をしたいと思います。
左、四国能開大 『格剛V』
VS
右、東大xLIXILxキダテ 『ITAMADO 2』
左の 『格剛V』 は、金物未使用の格子耐力壁です。
ここまで、筋違いキラーと言われ強敵を倒してきました。
が、ついに足元土台が破壊したことで力尽き、
右の『ITAMADO 2』の決勝進出が決まりました。
破壊した部分に近づいてみますと、アンカーボルトのすぐ横
柱脚部付近の土台が大きく割裂していることが判ります。
柱頭側の桁にも破壊は起きています。
これらの様子からも格子耐力壁の強さが見てとれます。
土台を下から見ると壁の構成も判ります。
そして、印象的だったのは、解体時です。
学生さん自ら、加工し、組み立てた壁を
学生さん自ら解体したのですが、
あっという間に解体できて、技術力に頼らずとも
耐力のある壁になっている点が、素晴らしいと思える壁でした。
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第16回木造耐力壁ジャパンカップ-6
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