今日で最後になりますが、東京ガスが4月より行っている
スマートハウス実証事業のお話です。
この事業では、一次エネルギーを削減する
3つの取り組みが行われています。
3つ目は HEMS による住まい手の省エネ行動促進です。
各住戸は、HEMS(Home Energy Management System)により
エネルギーの見える化が行われています。
上の写真のTVに映し出されているのが情報端末の画面です。
創エネルギー量、エネルギー使用量などを
リアルタイムに見ることができます。
(実際にはTV画面ではなく、iPadを使用しています。)
そのために、壁や天井にたくさんの測定器やセンサーなどが
設置されていました。実証実験中ということもあるようですが、
現実には少々五月蠅過ぎると思える量でした。
例えば、エアコンの右側にあるコンセントには、
使用電力量が解るように、計測器が取り付けられいて、
そのデータを送信するためのケーブルもつながっています。
エアコンの操作は情報端末の画面で行うことができるそうです。
この辺は、実証実験と言うこともあるのでしょうが、
本当に省エネにつながるのかハタマタ過剰仕様なのか、
私には、人間の能力がどんどん失われていくことに
なるような気もしました。
何れにしましても、スマートハウスでの実証データが今後、
一次エネルギーの削減に生かされることに期待しています。